WHAT どんな仕事?
CAD を操作し、様々な設計図を作成する。
CADは、「ものづくり」の工程である研究・開発・企画設計・生産・品質管理・メンテナンスという一連の流れの中で、重要な役割を果たしている。
CADには、モノを平面的に描く2次元CADのほか、立体的にその形状を描ける3次元CADがある。業種に関わらず一般に利用される汎用ソフトのほか、建築設計や土木設計に使う建築・土木系CAD、自動車や産業機械の設計を行う機械系CAD、回路図の製図などに使う電気・電子系CADなど業務に特化したCADなどがある。
建築設計・土木設計においては、顧客の計画や意図を反映するよう、設計技術者の指示のもと、CADを使って図面や完成予想図を作成する。CADで描かれた設計図面は、工事費用の見積りや材料資材の調達についての正確な情報源になるとともに、完成後も図面データを保存することで修理や改修時に役立てることができる。
機械設計においては、試作や金型製作などの過程において、3次元CADでその形状を描き、検討や修正を重ねて加工に必要な情報を付け加えていき、そのデータから試作品や金型を作成する。機械設計の分野では、CAD/CAMと呼ばれる、設計からNC工作機械 で加工するまでの一貫したデータシステムが普及している。また3次元CADにおいては、連動する解析機能であるCAE が用いられている。
よく使う道具、機材、情報技術等
CAD/CAM、CAE、汎用ソフト、パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
設計技術者の指示のもと、建物、機械の各種図面や完成予想図を作成する。
重要度 3.37
技術士が収集した図面資料について、実際の建物との違いがあれば図面を修正する。
重要度 3.29
意匠図や構造図を参照し、施工図を作成する。
重要度 3.69
建物や機械の構造や仕様を確認する。
重要度 3.29
明細書に基づいて、建物、機械、部品などの概略あるいは詳細な設計図を作成する。
重要度 3.32
位置図に情報を追加し、技術士の調査を補助する。
重要度 2.82
CADデータを使って仕様書や説明書を作成する。
重要度 3.04
施設の電気システムの配線図や、上下水道や空調などの配管図を作成する。
重要度 3.38
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、コンピュータの操作の基礎のみならず、CADの様々なコマンドを利用できることが必須となる。関連の資格に「CAD利用技術者試験」や「建築CAD検定」がある。CADを使って仕様書や説明書を作るために各種ソフトを使いこなす技能や、設計技術者と正確なコミュニケーションを図るために図面を正確に読み取る技能、専門用語の意味や実際の施工・加工に必要となる知識、型式・性能など日本産業規格(JIS)の知識等、周辺の様々な技能・知識を修得することが求められることが多い。ある程度の数学の素養も必要である。
設計や図面作成などに興味を持ち、知識・技能を積極的に習得する意欲のある人が向いている。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
1.9%
関連資格
CAD利用技術者1級CAD利用技術者2級建築CAD検定准1級建築CAD検定2級建築CAD検定3級
関連団体