電気技術者

電気設備設計技術者電気機器生産技術者電気機械製造技術者
正社員が中心

電気設備や機器の技術開発や改良、安全な運転のための保守・管理、更新工事などをする。

就業者数
305,190
賃金(年収)
703.9万円
年齢
42.1
労働時間
159h/月
求人賃金(月額)
30.9万円
有効求人倍率
2.68
WHAT

どんな仕事?

電気設備や機器の技術開発や改良、安全な運転のための保守・管理、更新工事などをする。

電気には強電と弱電がある。強電は、装置や機器を動かす動力源としての電気(電力)を対象とし、強電分野の代表的な機器・設備としては発電設備、受変電設備、電灯設備などがある。弱電は電気的な信号を伝えたり、その信号によって機器を制御するもので、弱電分野の代表的な機器は電話などの通信機器やテレビなどである。

電気技術者の代表的な職場のひとつである発電所では、発電機や発電施設などの設計、運転の管理、新しく開発された素材など発電機の材料に関する分析や試験などを行っている。工場では発電機の組み立て、発電施設の建設現場においては、工程や建設の状況などを確認し、作業員に対する技術的な指導を行い、施設を稼動させて発電を行う場合には、専門的な知識に基づき、安全かつ効率的に電気を供給できるように技術的な調整や作業員に対する指導などを行う。施設の改良に関する技術的な助言を行うこともある。

電気技術者の具体的な仕事内容を、鉄道会社を例にみると、鉄道会社では、受変電、電車線、照明などの鉄道用の各種設備の新設・改修計画や保守計画の策定、施設の補修や設備の故障への対応、老朽化した電気設備の改修などが主な仕事となる。変電区もしくは変電部門では、電力会社から受電した特別高圧電力を構内の変電所で変圧して、列車運行や駅の照明などに適した電気に変換して各駅に供給する。変電所内の電気設備すべての保守管理・修繕も仕事の一環である。

鉄道関係の電気設備を担当する電機区もしくは電力部門では、列車に電気を供給する架線をはじめ、駅の電気設備などの点検整備のほか、設置工事や更新工事も行う。検査はまず目視で異常の有無を確認するため、トンネル内の歩行や、電車の運転席に添乗し点検する。とくに架線はパンタグラフが常に接触しているため摩耗しやすいこともあり、現場で実際にはしごに乗って観察、測定器具で計測・チェックする。トロリ線は摩耗したら張り替えなければならないが、これは電車が走らない夜間の停電中に行うことになる。守備範囲が広く、幅広い知識やスキルが求められる。

信通区もしくは信通部門では、列車の進路を振り分ける転てつ機や、列車運行速度を制御するATC(Automatic Train Control)など、列車の運行に直接関わるものから、駅の案内表示板や駅係員が使用するインターホン、構内放送設備まで多彩な設備を保守管理し、設備の施工時には工事の監督もする。

よく使う道具、機材、情報技術等

はしご、測定器具、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

不具合の原因を調査する。
実施率 88.9%
重要度 3.54
施設補修や設備・機械の故障対応をする。
実施率 83.3%
重要度 3.24
配電部分や、電気回路を設計する。
実施率 79.6%
重要度 3.07
測定されたデータの管理や判定をする。
実施率 79.6%
重要度 3.16
電気設備や機器の設計をする。
実施率 75.9%
重要度 3.05
自動制御盤の設計や製作をする。
実施率 74.1%
重要度 3.02
電気設備の運転を監視し、運転作業員に指導をする。
実施率 72.2%
重要度 2.67
電気設備や機器の仕様書を作成する。
実施率 68.5%
重要度 3.16

全20タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
読解力
傾聴力
文章力
指導
要件分析(仕様作成)
説明力

知識 ― 上位項目

33項目中
工学
設計
機械
コンピュータと電子工学
通信技術
事務処理

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
電子メール
他者とのかかわり
空調のきいた屋内作業
電話での会話
厳密さ、正確さ
ビジネスレターやメモの作成

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
記述表現
記述理解
選択的注意(集中する力)
数学的推論
演繹的推論
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業高校、理工系の専門学校、大学・大学院等で電気・電子工学を専攻して入職するケースが一般的である。

勤務先は、電力会社や鉄道会社、変圧器・配電盤・制御装置等の重電機器や変電設備などを製造する電気機器メーカー等が多い。入職後は、新人研修、配属先での専門研修を受けてから現場に出て、実務経験を積みながら知識やスキルを習得する。実務に就いてからも、最新の知識を身につけるとともに専門性の向上を図るために、定期的に研修等を受講する場合もある。

工事や施工に関連する資格としては「電気工事施工管理技士」がある。電気工作物の工事・維持・運用における保安・監督に関しては「電気主任技術者」があり、いずれも国家資格であり、実務経験に応じて受験資格が得られるので、必要に応じて取得していくことになる。危険物を扱う場合もあるので、仕事内容によっては、「第1種ボイラー・タービン主任技術者」、「エネルギー管理士」などの資格を取得することも必要になってくる場合がある。

電気や動力への関心と知識が必要である。小さな異変が事故につながる場合があり、事故を未然に防ぐよう細心の注意力や安全管理に関する意識が求められる。さらに環境への配慮も重要である。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

大卒
54.0%
高卒
38.0%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
18.0%
専門学校卒
14.0%
高専卒
12.0%
わからない
6.0%
博士課程卒
2.0%
特に必要ない
26.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
22.0%
6ヶ月超~1年以下
10.0%
1年超~2年以下
10.0%
2年超~3年以下
10.0%
1ヶ月以下
6.0%
わからない
6.0%
3年超~5年以下
4.0%
5年超~10年以下
4.0%
10年超
2.0%
特に必要ない
42.0%
わからない
10.0%
6ヶ月超~1年以下
8.0%
1年超~2年以下
8.0%
3年超~5年以下
8.0%
2年超~3年以下
6.0%
5年超~10年以下
6.0%
10年超
6.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
4.0%
1ヶ月以下
2.0%
6ヶ月超~1年以下
18.0%
2年超~3年以下
18.0%
1年超~2年以下
16.0%
わからない
10.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
8.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
8.0%
5年超~10年以下
8.0%
3年超~5年以下
6.0%
1ヶ月以下
4.0%
10年超
4.0%

関連資格

ボイラー・タービン主任技術者第一種電気主任技術者第二種電気主任技術者第三種電気主任技術者1級電気工事施工管理技士2級電気工事施工管理技士1級電気工事施工管理技士補2級電気工事施工管理技士補エネルギー管理士

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
78.0%
契約社員、期間従業員
12.0%
派遣社員
6.0%
パートタイマー
4.0%
その他
4.0%
自営、フリーランス
2.0%
アルバイト(学生以外)
2.0%

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