電気通信技術者

電気通信施設技術者ネットワーク技術者
正社員が中心

電気通信のインフラ(ネットワークの基盤)の構築と維持・運用を行う。

就業者数
207,400
賃金(年収)
609.8万円
年齢
42.2
労働時間
160h/月
求人賃金(月額)
33万円
有効求人倍率
3.22
WHAT

どんな仕事?

電気通信のインフラ(ネットワークの基盤)の構築と維持・運用を行う。ネットワーク構築時の各装置(無線、伝送、交換)の配置計画、設計を行うとともに、構築後は各装置をメンテナンスし、安定した通信が行えるようにする。

電気通信技術者の具体的な仕事内容として、「設計」、「工事」、「運用・保守」がある。無線通信を例にとると、「設計」として需要予測に基づき、エリアの広さや必要な容量を算出しエリア計画を作り、効率性等を勘案し、基地局や中継局の設置場所や仕様(アンテナの高さ、装置種別、電源容量等)を決め、交換機、無線設備等、最適な機材を調達する。「工事」としては、工事会社と請負契約を締結し、適切な施工管理(品質、安全、進捗等)を行い、計画通り工事が竣工するようにする。「運用・保守」としては、通信サービスの開始後、日常的なメンテナンスやアフターサービス、また、障害や災害が発生したときの復旧等を行う。

交換機、無線装置、端末、携帯電話等、機材自体は、社内の別の技術者が担当する。交換機、無線機、端末等はこの担当者が企画、設計し、別の製造会社が開発、製造する。電気通信技術者はこの製造会社が開発、製造した機材を調達し、通信ネットワークを構築する。

電気通信技術者の仕事は、初めは覚えることが多く、専門用語も多く、慣れるまでは大変である。しかしながら、携帯電話が使えない場所でそれが使えるようになったり、通話の品質が良くなったとき、また、災害からの復旧で電話が再び使えるようになったときなど、利用者から感謝の言葉が寄せられたり、SNSで評価されたりというときに、仕事の意義を感じられる。また、長期間の準備と工事を経て、新たに導入した方式や装置でサービスが開始できたとき、大きなやりがいを感じられる。

<就業希望者へのメッセージ>

数少ない文系出身として入職しましたが、長い間、楽しくやりがいを感じながら仕事を続けることができました。この職業では、学歴や専攻分野にかかわらず、また新卒採用に加えて中途採用においても、人材が広く求められています。興味を持ったら、専門性にとらわれすぎずチャレンジしてください。(就業者 40代)

よく使う道具、機材、情報技術等

社内ツール(エリア設計、設計・計画、物品調達、施工管理、監視等)、コラボレーション・ツール(Slack他)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

不具合があれば原因を調査し、改善する。
実施率 91.8%
重要度 3.38
障害や災害が発生したときに復旧する(運用・保守担当)。
実施率 91.8%
重要度 3.52
構築後、各装置をメンテナンスし、安定した通信が行えるようにする。
実施率 86.9%
重要度 3.43
通信サービスの開始後、日常的なメンテナンスやアフターサービスを行う(運用・保守)。
実施率 86.9%
重要度 3.47
現場で作業員に対して技術的な指導をする。
実施率 85.2%
重要度 3.21
施工管理(品質、安全、進捗等)を適切に行い、計画通り工事が竣工するようにする(工事)。
実施率 83.6%
重要度 3.39
セキュリティに配慮した設計を行う。
実施率 82.0%
重要度 3.60
工事会社と請負契約を締結する(工事)。
実施率 80.3%
重要度 3.27

全11タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
読解力
傾聴力
説明力
論理と推論(批判的思考)
指導
文章力

知識 ― 上位項目

33項目中
通信技術
コンピュータと電子工学
工学
設計
コミュニケーションとメディア
数学

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
電子メール
空調のきいた屋内作業
他者とのかかわり
座り作業
電話での会話
対面での議論

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
発話表現
演繹的推論
記憶力
記述理解
記述表現
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒の場合は工業高校(電気科等)や高専を卒業するか、大学・大学院(理工系)で電気、電子等を専攻するのが一般的である。

基本的な技術をマスターし、社内外の関係者との調整ができるようになり、一人前と見なされるには、数年の経験と研鑽が必要である。

関連資格として、「第一級陸上特殊無線技士」、「第二級陸上無線技術士」、「第一級陸上無線技術士」、「電気通信主任技術者」等の国家資格がある。「電気通信主任技術者」は、電気通信ネットワークの工事、維持・運用を業務とする部署で、監督責任者を担当する場合に必要となる。電気工事に伴い、電気主任技術者(一、二、三種)の資格が必要になる場合もある。

電気通信事業法、有線電気通信法、電波法等についての知識が必要であり、国際電気通信連合憲章(ITU憲章)や国際電気通信連合条約(ITU条約)の知識が必要になる場合もある。また、セキュリティ対策が重要になっている今日、不正アクセス防止、電子署名や電子認証に関する知識も必要である。

電気通信技術の進歩は非常に早く、常に新しい技術を取り入れる向学心が求められ、ロジカルな説明能力、問題解決能力も必要となる。また、開発目標に向かって継続的に努力できること、技術者同士がチームを組んで開発を行うことが多いため、協調性や的確な意思疎通ができるコミュニケーション能力が求められる。昇進するにつれてプロジェクトマネジメント能力も求められる。また、各種装置のマニュアルやドキュメントは英語で書かれている場合もあり、一定の英語力が必要となる。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

大卒
51.1%
高卒
28.9%
高専卒
26.7%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
24.4%
専門学校卒
20.0%
わからない
6.7%
高卒未満
4.4%
博士課程卒
4.4%
短大卒
2.2%
特に必要ない
35.6%
わからない
22.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下
17.8%
6ヶ月超~1年以下
8.9%
1年超~2年以下
6.7%
10年超
4.4%
1ヶ月以下
2.2%
2年超~3年以下
2.2%
特に必要ない
42.2%
わからない
17.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
13.3%
10年超
6.7%
1ヶ月以下
4.4%
6ヶ月超~1年以下
4.4%
2年超~3年以下
4.4%
3年超~5年以下
4.4%
1年超~2年以下
2.2%
2年超~3年以下
26.7%
6ヶ月超~1年以下
20.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
11.1%
1年超~2年以下
11.1%
3年超~5年以下
8.9%
わからない
8.9%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
4.4%
5年超~10年以下
4.4%
10年超
4.4%

関連資格

第一級陸上特殊無線技士第一級陸上無線技術士第二級陸上無線技術士電気通信主任技術者

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
77.0%
契約社員、期間従業員
21.3%
経営層(役員等)
4.9%
派遣社員
3.3%
アルバイト(学生以外)
3.3%
パートタイマー
1.6%
自営、フリーランス
1.6%
アルバイト(学生)
1.6%

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