どんな仕事?
演劇、オペラ、バレエ、ショーなど様々な舞台芸術が上演されるステージを構成する舞台装置や衣装をデザインする。
舞台装置のデザインは、平面図、道具帳、書抜き、舞台の縮小模型などで表現され、これらの図面やデザイン画、あるいは模型などを作成することが主な仕事である。
衣装のデザインは、出演者一人一人の衣装(全身)のデザイン画で表現され、それに布地見本などが添えられる。衣服だけにとどまらず、アクセサリーや履き物、かぶり物などのデザイン画が要求されることもある。
ただし、装置も衣装もあくまで舞台芸術の演出効果の一部としてデザインされるため、脚本を理解し、演出家や他のスタッフとの綿密な打ち合わせを繰り返し、デザインを進める必要がある。そのため、脚本や場面構成、演出プランの変更にともなって、何度となくデザインを描き直すことも珍しくない。
舞台美術の仕事は、装置や衣装の製作発注打ち合わせと、製作現場での製品のチェック、劇場における仕込み、舞台稽古を経て、初日に至るまで続く。デザインの細部まで演出家の指示があれば修正し、完成にこぎつけることになる。
舞台装置や衣装は、舞台芸術には欠かすことのできない要素であり、デザインの良し悪しは、その舞台作品の芸術的評価を左右するため、舞台芸術において、重要な責任を担っている。
よく使う道具、機材、情報技術等
工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)