フロント(ホテル・旅館)

ホテルフロント係旅館フロント係
学歴不問未経験歓迎体力系正社員が中心

ホテルや旅館のフロントで、宿泊の手続きから部屋の割り振り、伝言等の取り次ぎ、観光の案内、宿泊料の精算などを行う。

就業者数
887,020
賃金(年収)
362.4万円
年齢
41.9
労働時間
166h/月
求人賃金(月額)
22.8万円
有効求人倍率
2.59
WHAT

どんな仕事?

ホテルや旅館のフロントカウンターで、宿泊の手続きから部屋の割り振り、伝言等の取り次ぎ、観光の案内、宿泊料の精算などを行う。

フロントカウンターは、宿泊客がチェックイン、チェックアウトをするホテル業務の最前線でもあり、館内の状況を把握して、宿泊客の要望に応じて各部門と連絡をとり、ベルスタッフなど接客担当に指示を出す。

ホテル業の場合、規模にもよるが、一般的に運営部門は宿泊部門、料飲部門、宴会部門などに分かれている。このすべてを統括するのが総支配人であり、部門ごとに支配人を設けている場合が多い。そのなかで、宿泊部門に関する仕事内容は大まかに、リザベーション(予約)、レセプション(手続)、インフォメーション(案内)、キャッシャー(会計)、ハウスキーパー(客室の管理)の5つに分けられる。このうち、フロントカウンターでは主に、レセプション(手続)、インフォメーション(案内)、フロントキャッシャー(会計)を受け持つことが多い。

リザベーションは、宿泊の予約受付、予約状況の案内、予約確認等を行う。予約は宿泊客等からの電話や旅行代理店経由のものに加え、最近ではインターネット経由の予約が増えている。

レセプションでは、チェックインする宿泊客等の予約の有無を確認し、住所、氏名等を記入してもらい、部屋を決め、キーを渡す。外出する宿泊客等のキーや貴重品を預かったり、電話の取り次ぎ、宿泊客等に届いた郵便や伝言を預って部屋ごとに割り当てられている整理棚に入れたり、宿泊客等の要望に応じて外貨両替などのサービスも提供する。

インフォメーションは宿泊客等からの相談を受けて、交通機関やレストランの予約、観光名所や行事の案内をする。

フロントキャッシャーはチェックアウト時に宿泊料の精算を行い、返されたルームキーと料金を受け取る。

フロントの業務は基本的にホテルも旅館も変わりはないが、ホテルの場合は、フロントはカウンターから出ることは少なく、ホテル外のレストラン予約や観光案内などはコンシェルジュに任せる傾向が強い。これに対して旅館の場合は、受付を済ませた宿泊客等の接客はそれぞれ担当の客室担当(仲居)に任せることが多いものの、宿泊客等が多くて混雑するときなどはカウンターを出て、出迎えから客室への案内、館内案内、見送りまで行うことも少なくない。

フロントの1日の仕事の流れをみると、ホテルも旅館も24時間営業しているため、早番、遅番、夜勤の3交代制で、担当をローテーションで回すのが一般的である。早番と遅番は、出社後、制服があればそれに着替えて、前のシフトから引き継ぎを済ませたあと、チェックイン・チェックアウト業務を行い、予約確認、団体客の部屋割り、宿泊カードのパソコン入力などの事務作業、宿泊客等からの要望や問い合わせに対応する。その後、シフトによってはレジを閉めて精算、業務日誌の記入、次の担当者への引き継ぎを済ませて退勤という流れになる。夜勤(ナイトフロント)も同様の流れになるが、勤務しているのが夜勤者だけで昼間と比べるとスタッフが少ないため、夜間に多いトラブルや宿泊客等の体調不良などに夜勤者だけで対応をしなければならない。

よく使う道具、機材、情報技術等

電話、パソコン、レジ

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

ルーム・キーを渡す。
実施率 98.0%
重要度 4.02
宿泊客の苦情や相談に対応する。
実施率 98.0%
重要度 3.70
非常時にお客を誘導し、避難させる。
実施率 98.0%
重要度 4.04
宿泊客のチェックイン、チェックアウトの手続きをする。
実施率 96.1%
重要度 4.25
宿泊客への電話や伝言の管理、伝達を行う。
実施率 96.1%
重要度 3.86
宿泊の予約受付と管理を行う。
実施率 96.1%
重要度 4.10
宿泊予定のキャンセルや変更に対応する。
実施率 96.1%
重要度 4.14
地元の観光スポットや穴場を紹介する。
実施率 94.1%
重要度 2.71

全27タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
傾聴力
説明力
読解力
文章力
指導
対人援助サービス

知識 ― 上位項目

33項目中
顧客サービス・対人サービス
事務処理
日本語の語彙・文法
外国語の語彙・文法
販売・マーケティング
コミュニケーションとメディア

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
空調のきいた屋内作業
他者とのかかわり
電話での会話
立ち作業
ビジネスレターやメモの作成
電子メール

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
発話表現
発話理解
記述表現
記述理解
演繹的推論
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。

新卒採用の場合、専攻はとくに問われないが、ホテルや観光・レストラン経営などの学科をもつ専門学校や大学を卒業して就職するケースもある。

入職後、研修を受け、OJTで経験を積む。

ホテルの従業員として採用され、ベルスタッフや客室係を経験してからフロントに配置される場合もある。大手ホテルでは、幹部要員として採用された場合、複数の部署で経験を積んでから、基幹部門に配属となる場合もある。

関連資格として厚生労働省の定める技能検定の「ホテル・マネジメント技能士」がある。また、民間の「サービス接遇検定」などがある。また、語学関連の資格等を取得することも有益といえる。

宿泊客等と最前線で接する職業なので、明るい笑顔と丁寧な言葉遣い、礼儀作法にマナー、相手を思いやる「おもてなし」の心が大切である。関係部署とのやりとりも多いので誤解の無い意思疎通ができるコミュニケーション能力が必要である。また、立ち仕事が中心なので、一定の体力が求められる。さらに最近は、外国人旅行客が増えており、宿泊客等に対して失礼の無い対応ができる程度の外国語会話能力も求められるようになっている。OJTで経験を積むとともに、自己研鑽も重要である。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
42.0%
大卒
34.0%
わからない
20.0%
専門学校卒
16.0%
短大卒
16.0%
高専卒
8.0%
特に必要ない
52.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
24.0%
わからない
12.0%
1ヶ月以下
8.0%
1年超~2年以下
2.0%
10年超
2.0%
特に必要ない
60.0%
わからない
16.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
14.0%
6ヶ月超~1年以下
4.0%
1ヶ月以下
2.0%
1年超~2年以下
2.0%
3年超~5年以下
2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
54.0%
1ヶ月以下
14.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
12.0%
6ヶ月超~1年以下
8.0%
わからない
8.0%
1年超~2年以下
4.0%

関連資格

ホテル・マネジメント技能士サービス接遇検定

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
74.0%
パートタイマー
28.0%
契約社員、期間従業員
12.0%
アルバイト(学生)
10.0%
派遣社員
8.0%
アルバイト(学生以外)
8.0%
経営層(役員等)
6.0%

この仕事、自分に向いてるか気になったら

学歴・職歴不問。まずは話すだけでOKです。アドバイザーが一緒に考えます。

LINEで無料相談する