WHAT どんな仕事?
建築物の外部や内部に塗料を塗って美しく彩り、日光や雨、湿気、大気汚染などで傷んだり汚れたりするのを防ぎ、快適な室内空間となるように仕上げる。
建物の持ち主と相談しながら建物の各部分の素材をよく調べ、適切な塗料や色合い(色彩設計)を決めて仕様書を作成、それに基づき施工計画書(施工要領書)を作成し、塗装作業に入る。
塗装作業では、素地の状態を調べ、表面を塗装できる状態に調整した後、刷毛(はけ)やローラーブラシ、スプレーガンを使って塗装する。塗装工程はいろいろな異種塗料の組合せによってできているので、適切に施工すること、また、できた塗膜(とまく)の検査をすることも大事な仕事である。
古くなった建物を再生するための塗装工事も多く、そのような工事では建物の傷み具合を調査・診断して塗装工事を進めるため、高い技術が必要とされる。
よく使う道具、機材、情報技術等
刷毛(はけ)、ローラーブラシ、スプレーガン、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
塗装面の埃やゴミなどを、高圧洗浄で洗い流す。
重要度 3.75
コーキング・ガンやパテナイフを使用して、ひび、穴、継ぎ目を充填材で塞ぎ、下地をつくる。
重要度 3.85
紙やすり、スクレーパー、ブラシ、スチールウール、研磨機を使用して、表面を滑らかにする。
重要度 3.80
不要なところを塗料で汚さないように覆ったり、マスキングをする。
重要度 4.17
ブラシ、吹き付け器、ローラーを使用して表面を塗装する。
重要度 3.88
オイル、テレピン油、かび除去剤などで塗装面を洗浄し、前処理をする。
重要度 3.15
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職後、技術・技能の向上を図り経験を積むことによって、塗装工から施工管理技術者へと進む道が開かれている。
厚生労働省の定める技能検定の「塗装技能士」の資格をはじめ、関連の免許・資格を取得すると技術の証明となる。経営能力があれば自営業として独立、開業の可能性もある。
塗装作業は現場の状況、塗料の性質等に応じた下処理、準備、工程管理が必要であり、他の職種との連携もあることから、判断力や協調性が求められる。また、様々な作業環境で仕事ができるように、ある程度の体力は必要である。
また、塗装の際にシンナーやエチルベルゼンなど人体に有害な物質を含むものを用いることもあるため、「有機溶剤作業主任者」、「毒物劇物取扱責任者」、「危険物取扱者」などの資格を持っていると有利である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
毒物劇物取扱責任者有機溶剤作業主任者危険物取扱者(甲種)危険物取扱者(乙種)危険物取扱者(丙種)1級塗装技能士2級塗装技能士
関連団体