介護事務

介護保険事務員介護保険請求事務員
学歴不問未経験歓迎正社員が中心

介護報酬請求事務(レセプト作成)を中心に介護施設の事務全般を担当する。

就業者数
3,737,860
賃金(年収)
528.7万円
年齢
44
労働時間
155h/月
求人賃金(月額)
20.4万円
有効求人倍率
1.85
WHAT

どんな仕事?

介護報酬請求事務(レセプト作成)を中心に介護施設の事務全般を担当する。

介護報酬請求事務は月末月初に集中するので、その期間はこの業務にウェイトが置かれるが、窓口業務や電話応対をはじめ、出退勤管理や会計処理、施設の備品類の管理・発注、連携機関への連絡、提出書類の作成など事務全般を行う。

介護事務の職場は、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、グループホーム、訪問介護事業所、訪問看護ステーションなどが中心となる。介護施設では施設長以下、生活相談員やケアマネジャー、介護職員など、様々な職種のスタッフが働いており、その中で事業所の事務全般を担当するのが介護事務という位置づけになる。

具体的な業務内容を訪問介護事業所を例に、1日の流れでみると、事業所の全員で朝会をして、申し送り事項などの共有をした後、オフィスに戻って、メールやファクス、コールセンターからの連絡などをチェックする。その後は、役所や病院などの関連機関との連絡、来客や利用者の家族などからの問い合わせや、介護サービス利用希望者への応対、さらには施設職員の出勤状況をタイムレコーダーでチェックする。介護職員が不在のときに問い合わせがあった場合は、担当者に連絡をとる。ケアマネジャーの補佐として、ケアプラン作成に必要な書類を用意したり、関連機関に連絡をとるのも仕事のひとつである。定例ミーティングの準備や用意された資料のコピーと配付も行う。終業時間が近くなったら、翌日への申し送り事項などをまとめ、日報を記入して退勤という流れになる。

月末月初は、介護報酬請求事務で繁忙期となる。介護サービスを受けた利用者は利用料の1割を本人が負担し、残りの9割は保険者(市町村)が負担することになっており、その9割の介護報酬を介護事業所が受け取るための介護給付費明細書(レセプト)を作成する業務である。利用者自己負担分の1割を請求する書類を作成するのも仕事である。介護報酬請求は月末締めで、翌月10日までに事業所を管轄する都道府県の国民健康保険団体連合会に請求しなければならないが、大規模な事業所では1カ月に提出するレセプトが数百枚に及ぶところもある。利用者ごとにケアマネジャーが作成したケアプランと回収したサービス記録を突き合わせて作業するが、月末最後の2~3日と、月初の1週間ほどが繁忙期となる。かつては手書きでレセプトを作成していたが、現在はレセコンを利用して作成し、インターネット経由でオンライン提出するのが一般的になっている。

大規模な事業所では専門の介護事務を置くのが普通であるが、事業所によっては、特に規模が小さいところは事務の仕事以外に介助の手伝いなど現場の仕事を割り振られるところもある。一方小規模施設では、介護事務担当者を置かず、現場の介護職員が兼務という形で介護事務をこなしている事業所も少なくない。

よく使う道具、機材、情報技術等

レセコン、レセプトソフト、パソコン、インターネット、メール、FAX

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

電話応対、来客対応をする。
実施率 100.0%
重要度 3.33
福祉事務所、医療機関など関係機関との電話連絡をする。
実施率 93.9%
重要度 3.35
事務文書の作成をする。
実施率 93.9%
重要度 3.35
備品の購入手続きをする。
実施率 91.8%
重要度 2.98
利用者に請求書を発行して、利用料を徴収する。
実施率 89.8%
重要度 4.14
請求内容について保険者に問い合わせをする。
実施率 89.8%
重要度 3.25
会計処理をする。
実施率 89.8%
重要度 3.77
各種申請書類を作成する。
実施率 87.8%
重要度 3.65

全20タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
傾聴力
読解力
文章力
説明力
指導
他者の反応の理解

知識 ― 上位項目

33項目中
事務処理
顧客サービス・対人サービス
医学・歯学
日本語の語彙・文法
人事労務管理
セラピーとカウンセリング

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
空調のきいた屋内作業
他者とのかかわり
電話での会話
座り作業
電子メール
厳密さ、正確さ

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
記憶力
記述表現
記述理解
発話表現
マルチタスク
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。レセコンを使用するので、パソコンの操作に慣れていると就職に有利である。

入職後は、サービス別基礎研修、マナー研修、法人理念研修などの入社時研修が行われる。(*1)レセコンに習熟すれば、半年程度で業務ができるようになる。

介護報酬請求事務に関する民間の資格がいくつかあるが、取得は義務づけられていない。

パートや契約社員から正社員になったり、規模が大きい施設では現場から本社勤務になるなどキャリアアップする例もある。

基本的には事務職なので、社会人としてのマナーや社会常識を含めた事務処理能力と来客や電話の応対などのコミュニケーション能力、そしてなによりもレセコンを使いこなせるだけのパソコンの知識、スキルが求められるが、事業所によっては介護補助まで業務に入っているところもある。

*1 取材結果から

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
34.7%
専門学校卒
32.7%
大卒
32.7%
短大卒
20.4%
わからない
16.3%
高専卒
4.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
2.0%
特に必要ない
44.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下
16.3%
わからない
14.3%
1ヶ月以下
8.2%
6ヶ月超~1年以下
6.1%
1年超~2年以下
6.1%
2年超~3年以下
4.1%
特に必要ない
61.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下
12.2%
わからない
10.2%
6ヶ月超~1年以下
6.1%
1ヶ月以下
4.1%
2年超~3年以下
4.1%
1年超~2年以下
2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
36.7%
6ヶ月超~1年以下
14.3%
1ヶ月以下
10.2%
1年超~2年以下
10.2%
わからない
10.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
8.2%
3年超~5年以下
6.1%
2年超~3年以下
4.1%

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
65.3%
パートタイマー
40.8%
契約社員、期間従業員
8.2%
派遣社員
6.1%
経営層(役員等)
2.0%
アルバイト(学生)
2.0%

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