産業廃棄物処理技術者

廃棄物処理施設技術管理者
学歴不問未経験歓迎体力系正社員が中心

産業活動の過程で生じる産業廃棄物について、適正・安全な処理やリサイクルを行う方法の開発、処理計画の立案、工程の管理等を行う。

就業者数
79,260
賃金(年収)
611.9万円
年齢
43.9
労働時間
159h/月
求人賃金(月額)
30.3万円
有効求人倍率
11.88
WHAT

どんな仕事?

産業活動の過程で生じる産業廃棄物について、適正・安全な処理やリサイクルを行う方法の開発、処理計画の立案、工程の管理等を行う。

産業廃棄物は、工業、建設業、製造業、サービス業など全ての事業活動に伴って生じるものであり、具体的には、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラス及び陶磁器くず、鉱さい、動植物性残さ、動物のふん尿、ばいじん(ダスト)類、がれき類等で、固形状のものと液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く。)がある。このうち「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」を特別管理廃棄物及び特別管理産業廃棄物として規定し、必要な処理基準を設け、通常の廃棄物より厳しい規制を行っている(*1)

なお、産業廃棄物以外の廃棄物は一般廃棄物と呼ばれる。

産業廃棄物は、材料として再利用できるものと、廃棄物として処理するしかないものに分けられるが、廃棄物は一般の製品と違って取り扱い上の注意事項がはっきり示されていない。このため、性質などをよく把握しないで処理すると、爆発や激しい化学反応などを起こして事故にもつながる。また、別の製品の材料として利用できるものがあっても、十分な知識がなければ、リサイクルを進めることはできない。

そのために、産業廃棄物処理技術者は産業廃棄物を分析して特性や組成を把握し、どのような工程や方法で扱えば適正で安全に、費用も安く処理できるか、更にどのように変化させれば材料として再利用できるか等を決定する。このように、技術的知識と関係法令をもとに、適正・安全・経済的に処理できる方法や工程、更にどのように変化させれば材料として再利用できるか等について調査・分析し、処理方式の開発、処理計画の立案や、実施指導等を行う。また、法令に基づいて廃棄物処理施設の適正な維持管理に関する技術指導を行う。

*1 環境省ホームページ 特別管理廃棄物規制の概要

よく使う道具、機材、情報技術等

分析機器、パソコン、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

機器の点検やメンテナンスを行う。
実施率 98.0%
重要度 3.86
産業廃棄物の運搬や分別をする。
実施率 92.2%
重要度 3.25
産業廃棄物管理票(マニフェスト)の処理をする。
実施率 92.2%
重要度 3.53
処理施設の操業管理をする。
実施率 90.2%
重要度 3.61
産業廃棄物の特性や組成から、取り扱い方法や処理方法を決定する。
実施率 88.2%
重要度 3.33
処理施設の維持管理に関する技術指導をする。
実施率 86.3%
重要度 3.21
性質や原料の組み合わせのはっきりしない産業廃棄物を分析し、特性や組成を把握する。
実施率 82.4%
重要度 3.02
排ガスを監視する。
実施率 80.4%
重要度 3.37

全14タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
傾聴力
指導
保守点検
操作と制御
説明力
修理

知識 ― 上位項目

33項目中
機械
化学
公衆安全・危機管理
事務処理
顧客サービス・対人サービス
教育訓練

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
他者とのかかわり
一般的な保護・安全装備の着用
立ち作業
屋外作業
厳密さ、正確さ
モノ、道具、制御装置を扱う手作業

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
持久力(スタミナ)
演繹的推論
一瞬で素早く反応する力
筋力
法則に基づいた情報の並べ替え
HOW TO

就くには

産業廃棄物を分析するためには、分析方法や分析機器に対する知識が必要であるため、高卒者もいるが、大学、大学院などで化学系の課程を修了した人も多い。また、広い知識と経験が必要とされていることから、中途採用者も多い。

入職すると、まず廃棄物処理法をはじめとする法律、廃棄物を処理するシステムなどについての教育を受ける。より専門的な内容は、仕事をしながら習得していく。

関連する施設の運転に必要となる「一般廃棄物処理施設技術管理士」「特別管理産業廃棄物管理責任者」(日本環境衛生センター)や、「環境計量士」(日本環境測定分析協会)、「公害防止管理者」(産業環境管理協会)など環境測定、公害防止の資格を持っている人が多い。

専門的知識やデータ処理等の技術に加えて、環境や資源を大切にしたいという気持ちがある人に向いている仕事である。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
50.0%
大卒
39.6%
専門学校卒
18.8%
わからない
14.6%
高専卒
8.3%
高卒未満
6.3%
短大卒
4.2%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
4.2%
博士課程卒
2.1%
特に必要ない
41.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下
20.8%
わからない
20.8%
1ヶ月以下
6.3%
6ヶ月超~1年以下
4.2%
1年超~2年以下
2.1%
2年超~3年以下
2.1%
5年超~10年以下
2.1%
特に必要ない
56.3%
わからない
18.8%
1ヶ月超~6ヶ月以下
12.5%
6ヶ月超~1年以下
6.3%
1年超~2年以下
2.1%
2年超~3年以下
2.1%
10年超
2.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下
31.3%
6ヶ月超~1年以下
20.8%
1年超~2年以下
12.5%
わからない
10.4%
2年超~3年以下
8.3%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
6.3%
1ヶ月以下
4.2%
3年超~5年以下
4.2%
5年超~10年以下
2.1%

関連資格

環境計量士公害防止管理者一般廃棄物処理施設技術管理士特別管理産業廃棄物管理責任者

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
77.1%
契約社員、期間従業員
10.4%
派遣社員
6.3%
パートタイマー
2.1%
自営、フリーランス
2.1%
その他
2.1%

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