WHAT どんな仕事?
港湾運送事業者に雇用されて、船と港でのコンテナなど荷物の積み卸しや運搬の作業を行う。港湾荷役作業員は、船内荷役(沖荷役)作業員と沿岸荷役作業員などが含まれる。
船内荷役の作業では、船舶に乗り込んで荷物の積み卸し作業を行う。10人から20人程度の人数で組を編成して船に乗り込み、デッキマンと呼ばれる作業指示者がウインチ(巻き上げ機)を動かす作業者に合図を送り、船倉に積まれた荷物を吊り上げて、港に降ろす。その時に一般の作業者は、ウインチの吊り具の掛け外し、船倉の奥の荷物を運び出す作業、ワイヤーを巻きつける作業を共同して行う。
沿岸荷役の作業では、岸壁側や埠頭ターミナルで監督の指示を受けながら、岸壁と屋根がついた貨物置場(上屋)や荷さばき地、野積場の間で貨物の運搬や搬出を行う。荷さばき地では、貨物の積み上げと取り崩し、仕分けなどの荷さばき作業を行う。
主要港にあるコンテナターミナルや鉱石専用埠頭などでは、大型クレーンを使用した効率的な荷役が行われている。また一部の港では、はしけを使用した荷役(はしけ荷役)や筏(いかだ)による荷役も行われており、就労する港によって作業にかなりの違いがある。
よく使う道具、機材、情報技術等
大型クレーン、クレーン、フォークリフト、ウインチ(巻き上げ機)、吊り具、揚貨装置、筏(いかだ)、コンテナ、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
機械や器具のメンテナンスをする。
重要度 3.55
品物の種類や行き先を確認しながら分類や仕分けなどの荷さばきをする。
重要度 3.69
船倉のスペースや船のバランスに配慮して積み込みをする。
重要度 3.46
荷物を運搬するためにフォークリフトを運転する。
重要度 3.54
船の揺れで荷崩れすることがないようにロープなどで荷物を固定する。
重要度 3.68
吊り降ろされた貨物をフックから外し、網を解く。
重要度 3.67
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。ハローワークの紹介や求人広告等によって港湾運送会社に就職する。
また、港湾関係の教育訓練施設を卒業し、クレーン、フォークリフト、玉掛け、揚貨装置などの必要な資格を取得してから就職する場合もある。
機械運転や玉掛けを行う場合には、それぞれの資格が必要となる。
企業によって様々であるが、正社員として採用された場合は、経験や船内荷役作業主任者などの資格取得によって班長、主任等へ昇進するケースもある。
体を動かす仕事のため、一定の体力が必要である。また、共同作業での規律を守る協調性、機敏性などが求められる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
船内荷役作業主任者フォークリフト運転技能者クレーン・デリック運転士(クレーン限定)玉掛け技能者揚貨装置運転士陸災防フォークリフト荷役技能検定1級陸災防フォークリフト荷役技能検定2級
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