花き栽培者

植木栽培作業員花き栽培作業員
学歴不問未経験歓迎体力系

観賞用の花や観葉植物などの「花卉(き)」を生産する。

就業者数
1,452,780
賃金(年収)
360.8万円
年齢
49.1
労働時間
167h/月
求人賃金(月額)
20.6万円
有効求人倍率
1.13
WHAT

どんな仕事?

観賞用の花や観葉植物などの「花卉(き)」を生産する。花きは本来花と草の意味であるが、現在では観賞用の植物全般を指す言葉になっている。

花きには、切り花として出荷するもの(キク、バラ、カーネーションなど)、鉢に入れて出荷する鉢物(シクラメン、ラン、観葉植物など)、花壇用に苗物として出荷するもの(パンジーなど)、花木類(サツキ、ツツジなど)、球根を生産し出荷するもの(ユリ、チューリップなど)、芝や地被植物など多くの種類がある。品質による価格差が大きいため、生産者は品質を保つために細心の注意を払う。また、花きは、し好品であり、消費者の好みも様々で、中には、新しい品種を作り出すために、育種に取り組んでいる花き生産者や企業もある。出荷された花きは、流通を経て消費者に届けられる。野菜や果物と同様に、花きの流通は、卸売市場を経由する「市場流通」と卸売市場を経由しない「市場外流通」がある。市場流通が主となるが、近年は直売やインターネット取引などの流通の多様化により、市場外流通が増加傾向にある。また、花きの種類では、店舗で販売される家庭用の花き以外に、贈答や冠婚葬祭に使用される商業用の花きなどもある。

多品目の花きを組み合わせて生産することが多く、年間を通じて花きの成長段階に応じた作業がある。

花きの種類に応じて栽培技術を使い分け、ガラス温室やビニールハウスなどの施設、あるいは露地で生産する。

具体的な作業は、土作り、種まき又は苗の植えつけ、肥料の施用、水やり、薬剤の散布などによる病虫害の防除、温室の窓の開閉や冷暖房機の運転などによる温度管理、収穫作業、出荷作業などである。

管理が的確に行われなかった場合、美しい草姿や色合いにならず商品として販売できなかったり、需要期に合った出荷ができずに取引価格が低迷するので、きめ細かな管理が必要となる。

よく使う道具、機材、情報技術等

冷暖房機、農業機械、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

種まきや苗の植えつけ、挿し木をする。
実施率 95.2%
重要度 3.60
花きの生育状況と市場状況をみて出荷時期を判断する。
実施率 95.2%
重要度 3.42
資材の在庫管理をする。
実施率 92.9%
重要度 2.74
生育の状態を見ながら水やりや肥料の施用、病虫害の防除をする。
実施率 90.5%
重要度 4.08
花きを収穫して仕分けし、種類に応じた包装をして出荷する。
実施率 90.5%
重要度 3.66
市場の状況を見て栽培する花の品種や数量を決め、生産計画を立てる。
実施率 81.0%
重要度 3.23
天候や気温に応じてビニールハウスの窓を開閉したり、暖房機を調節して温度を管理する。
実施率 81.0%
重要度 4.18
収穫した後、残った球根の肥育や、管理をする。
実施率 78.6%
重要度 3.21

全17タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
傾聴力
読解力
継続的観察と評価
新しい情報の応用力
説明力
道具、機器、設備の選択

知識 ― 上位項目

33項目中
農業・畜産業
生産・加工
生物学
販売・マーケティング
ビジネスと経営
顧客サービス・対人サービス

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
屋外作業
立ち作業
意思決定の自由
他者とのかかわり
空調のきいていない屋内作業
反復作業

アビリティ ― 上位項目

35項目中
色の違いを見分ける力
筋力
指先の器用さ
手腕の器用さ
トラブルの察知
持久力(スタミナ)
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。以前は、農業系の高校や大学の農学部、園芸学部などで専門的な知識や技術を習得してから就業する人が多かったが、農業関係の知識がなくても、異業種から就業する社会人経験者も増えてきている。

花き栽培者の多くは自営で、親族のあとを継ぐケースが最も多く、米や野菜など他の作物を生産していた農家が新たに花きの栽培を行う場合もある。新規就農者の場合、研修生を受け入れている花き栽培農家などで実習生として技術を習得してから独立する場合が多い。

また、花きの生産・販売を行っている農業法人に就職し、栽培管理から出荷まで、生産における各工程の仕事の流れを学ぶ場合もある。比較的大きな規模の法人などでは、基本的な生産業務や生産管理業務を経験した後、営業や管理職になる場合もある。その後独立することも可能である。

就農相談に応える機関としては、「全国新規就農相談センター」があり、各都道府県にも同様のセンターがある。更に、技術習得への支援としては、都道府県の普及指導センターが就農前の研修場所の相談や斡旋をしている。未経験から始めた人や他業種から転身している人もいる。

花きは需要期を外すと販売価格が低迷するため、病害虫被害を受けないように注意しながら生育の状況を見守り、一番良いタイミングで消費者に届くよう調整を行っていく仕事であり、植物体の異変等を見逃さないように細かいところに注意を払いながら仕事を続けていくことができる人が向いている。流行や消費者のニーズを汲み取る感性も求められる。鉢ものやトレイ単位の苗を扱うこともあり、ある程度体力は必要である。

農業機械や車両等の運転をする必要があるため、普通自動車免許、大型特殊免許が必要な場合もある。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
47.2%
わからない
22.6%
大卒
20.8%
専門学校卒
13.2%
短大卒
5.7%
高卒未満
3.8%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
1.9%
博士課程卒
1.9%
特に必要ない
71.7%
わからない
11.3%
1年超~2年以下
5.7%
2年超~3年以下
5.7%
1ヶ月超~6ヶ月以下
1.9%
3年超~5年以下
1.9%
10年超
1.9%
特に必要ない
77.4%
わからない
13.2%
1年超~2年以下
5.7%
2年超~3年以下
3.8%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
24.5%
1年超~2年以下
13.2%
3年超~5年以下
13.2%
わからない
13.2%
1ヶ月以下
11.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
9.4%
5年超~10年以下
5.7%
2年超~3年以下
3.8%
10年超
3.8%
6ヶ月超~1年以下
1.9%

関連資格

大型特殊自動車免許

関連団体

FORM

一般的な就業形態

自営、フリーランス
43.4%
パートタイマー
37.7%
正規の職員、従業員
9.4%
契約社員、期間従業員
5.7%
アルバイト(学生以外)
5.7%
経営層(役員等)
3.8%
わからない
3.8%

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