WHAT どんな仕事?
露地の果樹園やビニールハウス等の施設、観光果樹園などで、果物を生産する。
果物にはイチゴ、ブドウ、ナシ、リンゴ、ミカン、桃、サクランボ、柿、ブルーベリーなど様々な種類があり、それぞれに栽培方法が異なるが、開花時の結実管理、幼果時の摘果(てきか)、袋掛け、病害虫防除、土壌管理、収穫、出荷、貯蔵果実の管理、施肥(せひ)、整枝(せいし)・剪定(せんてい)、大型管理機械の保守点検、修理などが主な仕事となる。
このうち、開花時の結実管理、摘果、袋掛けは果樹栽培に特徴的な作業である。果樹の開花時には、受粉、受精がきちんと行われるよう、ミツバチやマメコバチなどの受粉媒介昆虫が働きやすい環境を整える。天候不良時には昆虫の働きが衰えるので、人工受粉を行って結実を確保する。次に、果実が小さいうちに樹についている葉数に合わせて「間引き」を行って果実の数を減らし(摘果)、残した果実が大きく育つようにする。果実が結実してきたら、ブドウ、ナシ、桃等品種により、保護のためにひとつひとつ手作業で袋掛けを行う。
そのほか、スプリンクラーなどを使って病害虫の防除を行ったり、果樹が養分を摂れるように草刈りや枝の剪定をする。また、直売所での販売やイベントでの販促活動などを行うこともある。
よく使う道具、機材、情報技術等
大型管理機械、スプリンクラー、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
病気に罹った、あるいは不必要な樹木や果実などを摘み取り、処分する。
重要度 3.62
水や肥料を施し、除草剤や殺虫剤を散布し、余計な枝を剪定する。
重要度 3.95
苗木、肥料、農作機械、農機具などを選択し、購入する。
重要度 3.15
果実の選別や箱詰めなどの出荷作業をする。
重要度 3.58
老化した樹木を撤去して新しい苗を植える。
重要度 3.12
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。大学や高校等で果樹園芸を学んでいると役に立つ。
農業研修生として募集している農園で知識や実習を積み、就業する人も増えている。公的機関でも果樹栽培技術の研修を実施しているところがある。
経営者の場合は、果樹園の管理のほか、果物の販売戦略も考えなければならない。果樹は苗木の植付けから収穫まで数年を要するものも多いため、需要の動向を的確に予測する能力が必要とされる。品質向上のため、新たな栽培技術の習得に努め、品種改良に取り組む姿勢も求められる。
機械化が進んでいるが、摘果や袋掛け、収穫などでは手作業が必要であり、ある程度の体力が必要である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
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