WHAT どんな仕事?
育種繁殖、飼養技術、牧草・飼料作物の生産技術や畜産物生産技術を実験、開発したり、新しい技術や経営方法、環境対策等を畜産家に対して指導、普及することである。
現在、我が国で畜産といっているのは、牛、馬、豚、ひつじ、やぎなどの家畜、鶏やあひるなどの家きん、ミンクやきつねなどの毛皮動物、蜜蜂の飼育、牧草や飼料用作物の生産・利用、牛乳・肉・卵などの加工と利用などであるが、畜産技術者はこれらの全てに通じているのはなく、それぞれ自分の専門とする対象や分野が決まっている。
畜産農家に対して直接技術援助を行う畜産技術者には、都道府県の普及指導事業に従事する普及指導員、農業協同組合職員の技術者などがおり、畜産農家に育種改良や飼育管理、飼料用作物の生産技術の研究開発などの成果を指導、普及させる。また民間企業には、乳業などの食品メーカー、飼料メーカー、製薬会社、商社などの技術社員として、自社商品の販売とアフターケアのために、畜産家の技術援助をする人たちがいる。
近年、バイオテクノロジーが急速に進展し、この関連技術が様々生まれ、畜産技術に取り入れられている。
よく使う道具、機材、情報技術等
普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
家畜の状況を観察し、飼料の生産量を調整する。
重要度 3.33
設備や備品のメンテナンスや修理を行う。
重要度 3.26
家畜に異常があれば飼育記録などを総合的に検討し、原因を究明する。
重要度 3.54
家畜の生育状態を考慮し、配合飼料の設計をする。
重要度 3.27
飼育や衛生管理上の監督や指導をする。
重要度 3.14
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、専門課程をもつ学校を出て専門知識や技術を学ぶ必要がある。国・都道府県の試験研究機関や各都道府県の職員に就くためには、国や都道府県職員の試験に合格し、公務員になることが必要である。
公的な立場から生産者に技術指導を行う普及指導員になるには「農業改良助長法施行令」による資格試験に合格しなければならない。普及指導員の資格試験の受験には、大学卒業後4年(大学院修了後2年、短大卒後6年、高校卒後10年)以上の国、都道府県、農業協同組合等における試験研究、教育、普及指導の実務経験が必要となっている。
畜産技術者のうち、就職に有利な資格は、ふ化したばかりのひよこの雌雄を鑑別する「初生雛鑑別師」がある。独立して個人開業ができる資格としては、「家畜人工授精師」、「総括畜産コンサルタント」などがある。
動物と接することが多く、動物に関心があること、一定の体力が求められる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
9.1%
関連資格
家畜人工授精師初生雛鑑別師総括畜産コンサルタント
関連団体