WHAT どんな仕事?
洋菓子店や菓子工場で洋菓子を製造する。また、レストランではデザートを担当し作った洋菓子を盛り付け客に提供する。
洋菓子は、大きく分けて、焼き上げたスポンジにクリームを塗ったりサンドした生菓子や、型に入れて焼き上げるが水分量の多いフルーツケーキのような半生菓子、クッキーのような焼き菓子、チョコレート製品、アイスクリーム、シャーベット等の氷菓に区分される。
洋菓子は種類によって作業内容が異なり、例えば生菓子では、まず卵、バター、砂糖、小麦粉を計量し、ミキサーなどの機械を使って混ぜ合わせ、ケーキの台となるカステラのような部分の生地づくりを行う。その後、専用の型に入れてオーブンで焼き上げ、クリームなどを塗ったり、絞ったりして形を整え、フルーツやナッツ、チョコレートなどを飾りつけて仕上げたりする。大型ミキサーや大きなオーブンを使用すれば生地は量産できるが、最後の仕上げは機械ではできないため、手作業で行う。通常、生菓子は冷凍技術の進歩によりストックも可能であるが、基本的には、その日の午前中に仕上げてその日のうちに売り切るようにする。
洋菓子店の場合は手造りの作業が中心となるが、菓子工場のラインで働く場合は機械の操作や監視が中心となる。レストランでは客の注文に応じ、様々な種類の洋菓子を美しく盛り付け客に提供する。工場生産の場合でも、洋菓子店と同じ菓子を見本にして製造するため、洋菓子職人の技術、創造性、センスが製品の出来に影響する。
よく使う道具、機材、情報技術等
調理道具(包丁、ガスコンロ等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
工場や調理場、店舗の清掃をする。
重要度 4.33
調理器具を洗浄し、所定の位置に片付ける。
重要度 4.17
計量カップ、秤を使用して、材料を計量する。
重要度 4.13
材料の発注や調達、在庫管理を行う。
重要度 4.09
材料を手作業や電動ミキサーで混ぜて生地や生地バターを作る。
重要度 4.09
成形した生地や、専用の型に入れた生地をオーブンに入れる。
重要度 4.02
オーブンの通気をしたり、温度自動調節装置で温度調節をする。
重要度 4.07
製造に必要なコストや、売上額などを計算し、記録する。
重要度 3.90
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職先によって資格や学歴が必要とされない場合もあるが、現在は高校を卒業後、菓子・調理系の専門学校で基礎知識を身につけてから入職するケースや、大卒の入職者もみられる。専門学校では洋菓子作りの技術や知識だけでなく、食品や栄養に関する知識、衛生法規なども学ぶ。
入職後は、店の規模などによって差はあるが、一つの製造工程を受け持ち、ある期間経験を積むと次の工程に移るというようにして、数年で一通りの技術が習得できると言われている。
様々な種類の菓子作りを習得するために、フランス等の海外も選択肢に、いくつかの店に勤務して自分の技術を向上させる人も多く、また、何年か働いてから独立して自分の店を開く人もいる。
関連する資格として、厚生労働省の定める「製菓衛生師」や技能検定の「菓子製造技能士」があり、入職後に一定の実務経験を積み、学科及び実技試験に合格すると取得できる。製菓衛生師の有資格者は食品衛生協会主催の講習会を受講しなくても食品衛生責任者になることができる。
味覚が鋭いこと、デザイン、色彩、装飾などの美的感覚を持っていることが求められる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
製菓衛生師1級菓子製造技能士2級菓子製造技能士
関連団体