WHAT どんな仕事?
医療の現場で医師・歯科医師の指示に基づいて、放射線による検査や、治療等に携わる。
人体に放射線を当てると、内部の状態が陰影としてフィルムに写し出される。これを利用して、放射線を人体に照射して診断用写真を撮影するX線撮影、バリウム検査、マンモグラフィ(乳房撮影)などの仕事が最もよく知られている。病巣を立体的に診断するために、体位を変えて何枚も撮影したり、放射線のビームを体のまわりに回転して当て、その情報をコンピュータで画像化したりするCT検査も行う。
そのほか、体内に送りこまれたラジオアイソトープ(放射性同位体)を通じて、諸器官の働きや異常を外部から放射線測定機で調べる。また、放射線治療では、人体深部のガンに放射線を照射し、ガン細胞を破壊する。
放射線は大きな医療上の効果をもっているが、専門技師としてこの効用を最大限に利用すると同時に、被曝(ひばく)による危険を最小限にくいとどめるよう管理することも重要な仕事である。
また、放射線を用いないMRI検査(核磁気共鳴画像法)や超音波検査も行う。
よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン、医療機器(X線検査装置、マンモグラフィ、CT検査装置、放射線測定機、MRI検査装置、超音波検査装置等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
X線撮影装置と患者の位置を調節し、装置の使用時間や距離をセットする。
重要度 4.29
目標とする映像を写真に撮るため、コンピュータを操作する。
重要度 4.29
医療従事者や患者の被ばく線量を管理する。
重要度 4.00
患者に検査手順を説明し、検査台に誘導し、身体の位置を固定する。
重要度 4.04
患者や測定者に放射線に対する安全対策を講じる。
重要度 4.28
他の医療スタッフに、検査に関する技術情報を提供する。
重要度 3.23
放射線照射のため、装置を操作する。
重要度 4.40
異状所見があった場合は、医師に伝える。
重要度 3.58
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
診療放射線技師になるには、厚生労働省が管轄する国家試験に合格し、診療放射線技師免許を得る必要がある。高校卒業後、大学(4年制)、短期大学(3年制)、専門学校(昼間3年制・夜間4年制)など国が指定した診療放射線技師教育機関にて規定の時間数を習得することで試験の受験資格を得ることができる。現在、3年制教育機関は4年制への移行が進んでおり、年々4年制大学が増加傾向にある。
入職経路としては、新規就職者は学校・養成所のあっ旋や専門誌の求人広告によることが多い。また、日本放射線技師会と各都道府県放射線技師会でも就職のあっ旋を行っている。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
18.9%
関連資格
診療放射線技師第1種放射線取扱主任者第2種放射線取扱主任者
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