WHAT どんな仕事?
乳児から高齢者までの幅広い年齢層の目の複雑な視機能を検査すること、弱視や斜視により発達が滞ってしまった視機能を訓練によって回復させることが主な仕事である。
眼光学の専門知識を生かして、眼科検査で遠視、近視、乱視、白内障、緑内障等の眼の異常・疾患を把握する。また、眼鏡やコンタクトレンズの処方に必要な検査を行う他、医師の指示により精密光学機器を使って目の構造や機能を調べ、視力、視野、色覚、眼球運動等を評価し、医師が診療を行うためのデータを提供する。
眼鏡を装用しても良好な視力が得られない「弱視」や、両眼が同時に一つのものを見ることができない「斜視」といった眼の病気は、幼少期に訓練を行うことによって視機能を回復する可能性がある。弱視の原因や斜視の状態などを評価し、医師と相談して患者ごとのプログラムを計画し訓練を行っていく。
その他に、目の病気を早期発見する就学前健診等での視機能検査や、加齢や生活習慣病等の疾患により視機能が低下した患者の支援を行うロービジョンケアも視能訓練士の仕事である。
よく使う道具、機材、情報技術等
精密光学機器、検査器具、訓練機器、医療機器
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
医師の指示により患者の目の構造や機能を調べるため、様々な検査機器を操作する。
重要度 4.36
治療方針の決定に役立てるため、正確な測定結果を医師に報告する。
重要度 4.29
メガネやコンタクトレンズの度数を調整し、処方する。
重要度 4.14
検査や訓練の際に患者に指示をしたり、状態を聞いたりしてコミュニケーションを図る。
重要度 4.23
小児の患者に検査や視能訓練をする。
重要度 4.02
糖尿病などの持病をもつ患者の状態を確認する。
重要度 3.40
点眼やコンタクトレンズ・眼鏡の使用方法を患者に指導する。
重要度 3.73
斜視や弱視の患者を検査し、必要な訓練を行う。
重要度 4.10
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
視能訓練士になるには、視能訓練士養成校で1~3年、あるいは視能訓練関連の課程がある大学で4年学んだ上で、視能訓練士国家試験に合格する必要がある。養成校の入学試験を受験するには、高校又は短大・看護学校・保育士養成校を卒業している必要がある。
検査や訓練は患者との受け答えをベースに行われるため、正確な検査結果を出して訓練効果を高めるには、患者と接する時の対応や人間関係が大切である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
1.8%
関連資格
視能訓練士
関連団体