WHAT どんな仕事?
体の痛みやこりなどの症状を訴える人たちに対して、主に手や指などを用いて押し・揉み・叩きなど力学的な刺激を身体に与える指圧・マッサージにより身体のこりをほぐし血行を良くしたり、脊椎のゆがみを矯正することにより、症状の緩和・改善、体力回復、健康増進を図る。
施術所では、身体の不具合、異常の部位などを聞き、施術の内容と料金を決め、依頼者の身体のツボを中心に揉み、撫で、叩き、また押さえたり、震動を与えたりしてこりをほぐし、血行を良くする。依頼者の住居や宿泊先に出かけて施術することもある。
また、医師の処方にしたがい、患者のリハビリ治療を行ったり、企業内で「ヘルスキーパー」として従業員の健康管理、労災予防、作業能率向上を目的に施術にあたる場合もある。そのほか、高齢者施設等での健康管理や、スポーツ施設で運動後の疲労除去のために施術するなど、活動の場は多様である。
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
施術中に患者とコミュニケーションをとる。
重要度 3.76
患者の身体の状況やこり・ゆがみなどをみる。
重要度 3.96
手技を用いて筋肉のこりをほぐし、痛みを軽減する。
重要度 4.00
生活習慣などについてお客にアドバイスする。
重要度 3.27
身体のバランスを回復するため患者を指導して、軽い運動をさせたり器具を利用させる。
重要度 3.17
機能訓練計画書やカルテを作成する。
重要度 3.33
講習会や勉強会に出席し、技能を習得する。
重要度 3.02
手技を用いて骨格の矯正を行い、神経系から内臓を調整する。
重要度 3.07
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
医療行為の「あん摩マッサージ指圧」を行うには、厚生労働大臣の免許が必要で、施術にあたるには、原則として高校卒業後、文部科学大臣か厚生労働大臣が認定する学校や養成施設で決められた期間(3年以上)学習し、国家試験に合格の上、名簿登録されて免許の交付を受ける必要がある。あん摩、マッサージ、指圧はそれぞれ独自の歴史を持つ技術であるが、基本的動作が似ていることもあって、法律上は一つの資格になっている。「はり」と「きゅう」は「あん摩マッサ-ジ指圧師」とは別種の資格だが、施術上関係が深く、両方の資格を取得している人も多い。
独立開業が可能で、自分一人で治療ができ、年齢に関係なく仕事が続けられるため、社会人や定年退職者が養成施設で勉強し、参入するケースが多く見られる。資格取得後は施術施設に勤務して技術を磨き、経験を積んでから独立開業するのが一般的である。
施術の仕事は、疾病予防、治療、健康保持・増進を図るもので、国家試験の受験には、高度な学習が要求される。医学全般の知識のほか、治療の現場で患者の話を聞き、アドバイスする能力や継続して技術を磨く向上心が必要である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
あん摩マッサージ指圧師
関連団体