WHAT どんな仕事?
満3歳から小学校に上がる前の幼児が通う幼稚園での生活全体を通して、子どもたちの心身の発達を促すための教育を行う。
幼稚園は、小学校や中学校と同じように、学校教育法に規定されている正規の学校である。義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育・指導する。
まず毎朝、登園した幼児に声をかけたり、学んだり遊んでいる様子を観察して、健康状態をチェックする。そして、子どもが進んで活動できるように、砂場や積み木、ままごと道具などの環境を整え、言葉をかけながら、指導をしていく。
指導の内容は、「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」、「表現」の領域に大別される。幼稚園では、小学校のような教科別ではなく、生活や遊戯の中で総合的に、自分を表現することや言葉を使うこと、まわりの環境に慣れたり、人と関わったりすることなどを指導し、子どもの生きる力の基礎を育てていく。
これらの内容を効果的に指導するために、週やその日ごとに指導計画を作り、それに従った教育に当たる。また入園式、運動会、卒園式などの様々な行事のため、年、月など長期的な指導計画も作成する。また指導の記録や教材の研究、研修会や職員会議への出席も大切な仕事である。
よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
登園した幼児に声をかけたり、学んだり遊んでいる様子を観察して、健康状態をチェックする。
重要度 4.21
歌唱やダンスなどの活動を通じて、自己表現力や鑑賞力を育てる。
重要度 3.23
園児に清潔を保つことや食事への関心などのセルフケアの習慣を定着させる。
重要度 3.51
園児の身体面や精神面を見守り、病気や障害の徴候を見出した場合は、保護者や専門家と連絡をとる。
重要度 3.90
園での行動や生活上の問題点、発達の状況などについて保護者と話し合う。
重要度 3.70
遠足や社会見学など園児の様々な活動を計画し、興味を刺激して環境への理解を深める。
重要度 3.25
入学式や運動会などの行事を計画し、その日のための練習や準備をする。
重要度 3.12
子どもが進んで活動できるように、砂場や積み木、ままごと道具などの環境を整える。
重要度 3.96
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
幼稚園教員として仕事をするには、幼稚園教諭の免許状が必要である。免許状には1種、2種、専修免許状がある。一種免許状は幼稚園教諭養成課程のある大学、二種免許状は短期大学などを卒業すると取得できる。専修免許状は、幼稚園教諭養成課程のある大学院で修士課程を経て取得可能である。また、保育士免許を取得して一定の実務経験がある場合、試験に合格することで二種免許状を取得できる。
採用試験は、公立幼稚園と私立幼稚園では、形態が異なる。公立幼稚園の場合は、小・中・高校の教員の場合と同じように、都道府県教育委員会が採用試験を行う。私立幼稚園の場合は、各幼稚園が独自に選考して採用する。
求められる資質としては、子ども好きであることが第一であるが、それだけでなく、幼児の発達や学習についての知識・技術が必要である。健康状態などを見分ける注意力や観察力、病気や事故などへの応急処置ができることも重要である。
また、子どもはじっとしていないで激しく動くので、それに対応できる体力が要求される。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
幼稚園教諭免許(専修・1種・2種)
関連団体