WHAT どんな仕事?
鉄筋コンクリート構造物の骨組みとなるかご状の鉄筋を加工して組み立てる。
鉄筋コンクリートは、構造物の中でもよく使われている構造体で、建物の骨にあたる鉄筋部分の施工、加工、組立作業を行うのが鉄筋工である。作業現場は、マンションやビルなどの建築物をはじめ、橋げた、トンネル、高速道路、地下鉄にいたるまで、人が生活するあらゆる場所に及んでいる。
仕事は施工図・加工帳の作成、加工、組立に分かれる。作業手順は、まず、作業を行う構造物の図面を見て、使用する鉄筋のサイズや形状・本数を拾い出し、加工帳を作成する。次に、鉄筋業者の工場で加工帳にしたがって適切な寸法に切断、曲げ、加工された材料を現場で組み立てる。基礎、柱、壁、床、階段といった部分や位置ごとに、図面と配筋基準どおりに取り付けていく。
安定した丈夫な構造物を造るために重要な仕事であり、正しく選別・加工された材料を使って、基準に沿った取付けを行う必要がある。
よく使う道具、機材、情報技術等
工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
鉄筋を指定の長さに切断するため、金のこ、バー・カッター、アセチレン・トーチを操作する。
重要度 3.90
鉄筋を曲げるため、ロッド曲げ機を操作する。
重要度 3.79
設計図に基づいて使用する鉄筋の直径や長さ、本数などを書き込んだ加工帳を作成する。
重要度 4.28
設計図に従って鉄筋を組立て、結束線とペンチを使用して固定する。
重要度 4.06
加工した鉄筋を工事現場に搬入するため、クレーンや重機を操作する。
重要度 3.69
溶接装置を使用して、鉄筋を溶接する。
重要度 3.64
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は高校や専門学校等に求人を提出し、ハローワークや求人サイトなどを通じた採用が行われる。また、新聞や求人専門誌などを通じた他の職業からの入職者もいる。
機械や重機の普及により、加工や取付けなど力仕事の比率は低くなっているが、重量物を扱う関係上ある程度の体力は必要である。
関連する資格として厚生労働省が定める技能検定の「鉄筋施工技能士」の資格があり、取得すると技術の証明となる。一定の規模以上の官庁工事には1級技能士の常駐が要求されていることから、技能士手当を支給している会社もある。職長あるいはグループリーダーとして現場をまとめていくには1級技能士の資格を持っていると有利である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
1級鉄筋施工技能士2級鉄筋施工技能士
関連団体