WHAT どんな仕事?
天然皮革、合成皮革、布などの材料を加工して、かばん、バッグや財布、名刺入れなどの袋物(ふくろもの)を作る。
袋物の製造は、商品のデザイン、見本・型紙作り、材料の裁断と加工、縫製と仕上げの4つの工程に分かれる。一般的に袋物製造の仕事という場合は、裁断・加工と縫製・仕上げの工程をさす場合が多い。
裁断の工程では、デザインに合わせて作った型紙通りに、プレス機やナイフ、ハサミを用いて、皮革や布などの材料を裁断する。キズやムラのある所を避けながら、材料に無駄が出ないように切り取る。次に加工の工程では、縫製の準備として、主材料が皮革の場合には縫製しやすいように部分的にはがす革漉き(かわすき)という作業を、布や毛皮、ニットを使う場合には不織布などで裏打ちを施す作業を行う。
縫製の工程では、各パーツ、ファスナーや止め金具、裏地などを合わせ、工業用ミシンや手作業で縫って製品の形にする。縫製後の仕上げでは製品をチェックしたり、表面の汚れを除いたり、磨きやつや出しを行ったりする。
よく使う道具、機材、情報技術等
プレス機、ナイフ、ハサミ、工業用ミシン、裁断機
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
試作品を作成し、必要に応じて仕様書を修正する。
重要度 3.37
新しい製品を企画・デザインする。
重要度 3.73
製品を装飾するために穴を空けたり縫ったりして付属品をとりつける。
重要度 3.35
製品を良品と不良品とに見分ける。
重要度 3.59
部品や裏地、ファスナーなどを工業用ミシンや手縫いで縫い合わせ、製品を組み立てる。
重要度 3.63
製品の表面の汚れを取り除いたり、磨いてツヤを出したりして仕上げる。
重要度 3.26
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職後は、まず熟練を必要としない作業に従事し、上司や先輩からマンツーマンの指導を受けながら、材料や加工方法などについて知識を身につけていくのが一般的である。
縫製作業においては、布の場合は2~3年、皮革の場合は5~7年ほどで一人前になるといわれている。縫製作業が一人前になれば、独立・開業も可能である。
勤勉さ、注意深さ、指先の器用さが求められる。また、商品のデザイン等を手掛ける場合は、色・柄を含めた美的センス、デザインやスケッチから実物をイメージできる空間判断力も必要となる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
2.2%