WHAT どんな仕事?
主に手術等により、患者の病気や外傷の治療を行う。
外科医の中でも脳神経外科、心臓血管外科、消化器外科、整形外科等様々に分かれておりそれぞれの専門に応じた知識、技術が求められるが、ここでは共通した主な仕事の内容について記述する。
まず、患者や家族からの症状やけがの状況の聞き取り、各種検査等(X線やCT、MRIなどの画像診断や血液検査など)の結果から総合的に判断して傷病名を診断する。その上で、どのような治療を行うか、手術を適用するか否かを検討する。患者が手術に耐えられる状態かどうかも吟味する。手術計画を立て、患者と家族に内容を正確、丁寧に説明するのも重要な仕事である。
業務は患部の洗浄、切開、縫合などの簡易な処置から、複数の医師や看護師と協力して数時間かけて行う大手術まである。手術では患者の体にメスを入れて、患部を取り除いたり、外傷部位を修復したりする。この他に、人工物を使用したり、内視鏡を用いた検査、患部の切除及び治療、がんなどの悪性腫瘍に対する抗がん剤治療等を行う業務もある。
手術後は、経過や回復状況を観察、確認した上で、必要な対応を図る。それについて本人、家族に伝えることも必要である。また、抜糸をしたり、リハビリの指示等も行う。
よく使う道具、機材、情報技術等
内視鏡、医療機器(聴診器、注射器、CT、MRI等)、パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
診察や検査結果から総合的に判断して傷病名を診断し、治療法や投与する医薬品を選択する。
重要度 3.96
処方せんを作成し、医薬品の服用などの注意事項を患者に指示する。
重要度 3.65
診察ごとに内容をカルテに記入し、診断書など必要な書類を作成する。
重要度 3.69
患者や家族から症状やけがの状況を聞き、触診などにより診察する。
重要度 3.94
書籍や論文から最新の医療情報を収集する。
重要度 3.30
患部の洗浄、切開、縫合などの処置や比較的簡易な手術をする。
重要度 3.69
看護師に点滴や注射、患部の処置に関する指示を与える。
重要度 3.61
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
外科医として仕事をするには、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必須である。まず、大学医学部で6年間にわたって専門的な知識を身につけ、同時に実習も行う。大学の卒業試験に合格すると国家試験を受験することができる。国家試験に合格すると、医師免許が与えられる。更に大学病院や大病院などの臨床研修病院で研修医として最低2年間の臨床研修を積み、実際の患者を診察しながら知識を身につける。この研修終了後に外科の診療科に所属して外科医となる。所定の要件を満たせば専門医に認定される制度がある。
臨床研修後には、病院などに勤務医として勤め、多くの経験を積んでいく。勤務先の病院で診療科長になるケースや、独立して開業医となるケースがある。診療所の開業は外科単科の開業というよりも、総合的に幅広く患者を診る外科医が多い。大学で研究を続けながら講師や教授になることもある。
医学の知識や治療技術の進歩は急速であり、外科医にとって不断の技術トレーニングが必須である。患者の命を預かる責任は重く、急患の処置における迅速な判断力や長時間にわたる診療、手術等に耐えられる精神力や忍耐力、体力も必要とされる。また、手術を中心とした医療行為を行うには、看護師や麻酔科医、放射線技師など、他の診療科や他の職種の人たちと良好な関係を保つことが求められる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
25.0%
関連資格
医師
関連団体