WHAT どんな仕事?
生まれてから大人に至るまでの小児期の病気を診断し、治療を行う。
病気の子どもの痛みや辛さを最小限にするための治療を行うとともに、発達を見守り、発達に応じた養育のコツを保護者に指導・啓発する。単なる医療知識・技術による診療だけではなく、その子どもや家族の背景に沿った、健全な養育方法を一緒に考え、行動することが必要である。ハンディキャップのある子どもとその保護者の支援、予防接種や集団健診など地域の中(病院や診療所の外)での活動も行う。重篤な先天性疾患や急病などの場合は、最新医療技術を駆使しての集中治療なども行う。
小児科医には、地域の保健福祉事業との関わりの中、子どものみならず、子どもを取り巻く家族・家庭、地域の人々に対する支援、子ども達を見守る役割が求められている。臓器別の高度医療に限らず、年齢とともに大きく変わる身体やこころの発達に合わせて、幅広い医療の提供が求められる。
よく使う道具、機材、情報技術等
医療機器(聴診器、注射器、CT、MRI等)、パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
処方せんを作成し、医薬品の服用などの注意事項を保護者に指示する。
重要度 3.87
診察ごとに内容をカルテに記入し、診断書など必要な書類を作成する。
重要度 3.77
書籍や論文から新たな医療情報を収集する。
重要度 3.47
乳幼児や小児に対応し、その様子を観察し、症状を推し量る。
重要度 4.29
必要に応じて血液やX線などの検査を依頼する。
重要度 3.92
診察や検査結果を総合的に判断して病名を診断する。
重要度 4.12
症例検討会や研修に参加し、医療技術を高める。
重要度 3.37
患者や保護者から症状を聞き、聴診や触診などにより診察する。
重要度 4.29
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
小児科医として仕事をするには、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必須である。まず、大学医学部で6年間にわたって専門的な知識を身につけ、同時に実習も行う。大学の卒業試験に合格すると国家試験を受験することができる。国家試験に合格すると、医師免許が与えられる。更に大学病院などの臨床研修病院で研修医として最低2年間の臨床研修を積み、実際の患者を診察しながら知識を身につける。この研修終了後に小児科に所属して小児科医になる。所定の要件を満たせば専門医に認定される制度がある。
臨床研修後には、病院などに勤務医として勤め、多くの経験を積んでいく。勤務先の病院で診療科長になるケースや、独立して開業医となるケースがある。大学で研究を続けながら講師や教授になることもある。
子どもの生命を守るという責任感に加え、子どもが好きであること、十分な意思表示ができない子どもの患者の苦しみを推し測り、子どもの疾病に不安を感じている保護者の気持ちにも寄り添い共感できることが必要である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
30.3%
関連資格
医師
関連団体