WHAT どんな仕事?
建築物の開口部に「窓」や「扉」などのサッシを取り付ける作業を専門に行う。
作業に当たっては、開口部の出入り、高さなどを正確に計測し、曲りやゆがみのないように取り付ける。また、開閉装置などの金物類を確実に取付けて、サッシの性能が十分発揮できるようにする。
サッシの大きさや種類は様々で、施工法もそれぞれ異なる。コンクリート手順の場合、あらかじめ取り付ける部分に引かれた「墨」を見て取付位置を確認し、サッシ枠を仮に位置決めし、くさび等を使って取付位置を微調整の上、決定する。そしてコンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠に装着の溶接用アンカー(鉄片)を電気溶接して固定した後、サッシ枠とコンクリート面の隙間にセメントと砂を水で練り合わせたモルタルを詰め込んでふさぐ。最後にガラスや金物などを取り付け、動きを調整する。
サッシ施工は、建築物の出来栄えを左右する大きな要素である。仕事の内容も、体力が必要な仕事の他に、それぞれの現場に合わせた工法、全体の建築工程に合わせた施工計画、更には安全対策の検討なども必要となる。
サッシ施工は数人でチームを組んで作業することが多く、規模の大きい現場では数チームが入って作業をすることになり、それを指揮する職長と各チーム長は、管理業務もこなす。管理者になると建設業者やサッシメーカー、関連職種との折衝や連携業務の管理、更に安全管理や原価管理など管理業務も行う。
よく使う道具、機材、情報技術等
サッシ枠、くさび、電気溶接機、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
サッシ枠を仮に位置決めし、取り付け位置を微調整して決定する。
重要度 3.67
ガラスや金物などを取り付け、動きを調整する。
重要度 3.73
サッシの欠陥や故障を修理、交換する。
重要度 3.60
巻尺、型板、マーカーを使用して、開口部の寸法を測定し、サッシの取り付け位置に印をつける。
重要度 3.32
適切なガラスを選択し、仕入れる。
重要度 3.74
所定の指示に従って、仕事台の上または組立てジグに資材を並べる。
重要度 2.89
コンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠の溶接用アンカーを電気溶接して固定する。
重要度 3.41
家の外壁を手動工具と動力工具を使用して切断し、開口部を作る。(追加的に取付ける場合)
重要度 2.45
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。まずサッシ施工会社に入職し、実務を通して業務に必要な技能や知識を習得する。補助の仕事をこなした後、2~3年で、通常の取付工事ができるようになる。10年以上のベテランになると、指名による仕事も増してくるが、サッシは製品も工法も改良が行われているので、それに対応した技能の向上が常に求められている。
厚生労働省の定める技能検定の「サッシ施工技能士」や「カーテンウォール施工技能士」の資格を取得すると技術力の証明となる。
経験を積み、技能と管理技術を身につけ、現場をまとめられるようになった人の中には、取付工事を一括請負をする人もいる。更に独立開業するケースもある。
基本的には肉体労働であり、足場上の作業などもあるため、体力が必要である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
1.9%
関連資格
1級カーテンウォール施工技能士2級カーテンウォール施工技能士1級サッシ施工技能士2級サッシ施工技能士
関連団体