トレーラートラックドライバー

貨物トレーラー運転手キャリアカー(トレーラー)運転手車載専用車(トレーラー)運転手タンクローリー(トレーラー)運転手バルク車(トレーラー)運転手バルクトレーラー運転手
学歴不問体力系正社員が中心

大量の荷物や特大品、重量品を輸送するトレーラーを運転する。

就業者数
1,445,820
賃金(年収)
507.2万円
年齢
51.5
労働時間
175h/月
求人賃金(月額)
30.6万円
有効求人倍率
3.34
WHAT

どんな仕事?

大量の荷物や特大品、重量品を輸送するトレーラーを運転する。トレーラーは事業用トラックのひとつである牽引貨物自動車のことで、トラクター(運転席部分)とトレーラー(荷台)が分離できる構造となっており、建築資材、大型機械、コンテナ、自動車、石油などの液体製品等、大きな物や重い物を運搬するのに適している。

トレーラーの種類は多く、一般的なのはセミトレーラーである。運転席だけのトラクターとトレーラーを組み合わせたもので、牽引部分と合わせた全長が16.5メートルのものが多い。トレーラーは車輪が後部にだけ付いているので、単独では走行できない。

フルトレーラーは、単独でも荷物を運べるトラックにトレーラーを組み合わせたもので、荷箱が2つあるため、一度に大量の貨物を輸送できる。連結時の全長は一定の条件を満たせば全長25メートルまで認められる。

トレーラーとしては、この二種類が代表的なものであるが、用途に合わせて工夫されたトレーラーが数多くある。主なものとしては、車輌運搬用のキャリアカー、液体を運ぶタンクトレーラー、粉粒体を運ぶバルクトレーラー、コンテナを輸送するコンテナトレーラー、荷台にスタンション(荷物落下防止用の棒)が立っている木材や鋼材運搬用のスタンショントレーラー、重機用トレーラー、鉄骨やレールなど長尺ものを運搬するポールトレーラーなどがある。

運送会社で働くドライバーは、乗務前にトラック、トレーラーなどの車両点検を行う。運行管理者による点呼場面において、血圧などの健康面の確認や、検知器によるアルコールチェックを受ける。また、運行に関する連絡事項や記録は、ドライバー各自が携行するタブレットやスマートフォンなどのデジタル機器が使用されることが多い。

そして、実際に車両に乗り込み、安全に運転する。運行記録はデジタルタコグラフ(デジタコ)、ドライブレコーダー、GPSによることが一般的である。デジタコは走行速度・時間・距離等がデジタルで記録され、会社側として運行状況を把握できることから、適正な労務管理に活用されている。ドライバーにとっても、安全運転の意識向上、省エネ運転、日報作成の事務負担の軽減といった利点がある。

指定の時間に依頼主の出荷場所へ行き、伝票内容と荷物の内容物や数量が合っているか確認する。目的地まで運び、指定された場所で荷下ろしをして、着荷主から受領の確認を受ける。荷下ろしを終えると、帰社し、運行の状況や健康状態を報告する。

業界全体として働き方改革の取組みが進んでいる。労働基準法や改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善のための基準)の改正により、令和6年4月から時間外労働の上限規制が適用されるとともに、拘束時間等の基準が改められたことにより、長時間労働の改善が図られている。また、荷待ち時間や荷役作業時間の削減に取り組む荷主が増えるなど、荷主側の意識や行動にも変化がみられ、ドライバーの労働時間や日々の業務負担の軽減につながっている。

また、業界横断的に、中継輸送、フェリーや高速道路の積極利用により、長距離輸送時のドライバーの負担軽減の取組みが進んでいる。業界全体として、運転しやすいAT車の導入など、女性や若年者の就業を意識した取組みもなされている。

よく使う道具、機材、情報技術等

トラクター、荷物の種類に応じたトレーラー、デジタルタコグラフ(デジタコ)、ドライブレコーダー、業務連絡用タブレット、アルコール検知器、血圧計、点検ハンマー

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

積荷と配送先、配送時間などを確認する。
実施率 100.0%
重要度 4.13
安全に気をつけて運転して配送する。
実施率 100.0%
重要度 4.65
業務報告書を提出する。
実施率 100.0%
重要度 3.94
車両の清掃をする。
実施率 100.0%
重要度 3.35
車両の異常を報告する。
実施率 100.0%
重要度 4.04
体調検査とアルコールチェックを受ける。
実施率 97.9%
重要度 4.36
積荷の重量や付帯免許、配送先へのルートや交通情報を確認する。
実施率 97.9%
重要度 3.72
貨物の積み込みをする。
実施率 97.9%
重要度 4.04

全13タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
傾聴力
説明力
読解力
保守点検
修理
文章力

知識 ― 上位項目

33項目中
輸送
地理学
教育訓練
社会学
心理学
日本語の語彙・文法

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
他者とのかかわり
屋外作業
一般的な保護・安全装備の着用
ミスの影響度
座り作業
厳密さ、正確さ

アビリティ ― 上位項目

35項目中
奥行きの知覚(遠近感覚、深視力)
一瞬で素早く反応する力
聴覚の感度
遠隔視力
トラブルの察知
色の違いを見分ける力
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴は問われないが、第一種運転免許を取得する必要がある。普通免許のほか、車両重量・積載量に応じて、準中型、中型あるいは大型自動車運転免許が必要になる。若年運転者の就業を促すため、一定時間の特例教習を修了することで19歳から大型免許を取得できるようになっている。

トレーラーを運転するにはけん引免許、扱う荷物によっては、危険物取扱者、高圧ガス移動監視者等の資格を取得する必要がある。

経験者による即戦力として、中途採用で入職するケースが多い。ハローワークや求人広告、同業ドライバー同士の紹介などを通じて入職することが一般的である。近年は、労働条件や待遇面の改善により女性や若年者の入職が増えてきている。入職後は約1?3カ月の一定期間は試用期間であり、実地に訓練を受ける。初任運転者に対しては国土交通省告示(指導監督指針)により、実際にトラックに同乗しての指導と、積荷の搭載方法や日常点検の方法、トレーラーの構造の特性などの座学の研修が義務付けられている。職場の各管理者、作業指揮者などから実務知識、作業技術などを学んだ後、運転業務に従事する。

最近の動きとして、人材確保の観点から、免許取得を積極的に支援する企業が増えている。採用時には免許を持っていなくても、入社後に準中型、中型、大型免許を取得することで活躍できる。運転業務の経験を積んだ後、運行管理者(国家資格)の資格を取得してドライバーを管理する配車担当となる場合や、その後、管理者から所長等管理職となることもある。

長距離の運転や深夜時間帯の運転の場合もあり、健康管理が大切となる。現在は、ドライバーの過重な労働時間や拘束時間の改善、労働負担の軽減が進んでいる。また、安全意識の高さや法令遵守の姿勢がドライバーの資質として求められるようになっている。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
66.0%
高卒未満
24.0%
わからない
10.0%
専門学校卒
4.0%
短大卒
4.0%
大卒
4.0%
高専卒
2.0%
特に必要ない
30.0%
1ヶ月以下
30.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
26.0%
わからない
8.0%
6ヶ月超~1年以下
4.0%
3年超~5年以下
2.0%
特に必要ない
36.0%
1ヶ月以下
20.0%
わからない
18.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
16.0%
2年超~3年以下
4.0%
6ヶ月超~1年以下
2.0%
3年超~5年以下
2.0%
5年超~10年以下
2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
32.0%
1ヶ月以下
26.0%
わからない
14.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
10.0%
6ヶ月超~1年以下
8.0%
2年超~3年以下
8.0%
1年超~2年以下
2.0%

関連資格

毒物劇物取扱責任者大型自動車免許牽引免許危険物取扱者(甲種)危険物取扱者(乙種)危険物取扱者(丙種)準中型自動車免許中型自動車免許高圧ガス移動監視者運行管理者(貨物)

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
90.0%
パートタイマー
4.0%
契約社員、期間従業員
4.0%
経営層(役員等)
4.0%
アルバイト(学生以外)
2.0%
アルバイト(学生)
2.0%

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