医療機器開発技術者

液晶ディスプレイ(LCD)設計技術者回路設計技術者電子機器設計技術者電動機設計技術者産業用ロボット設計技術者精密測定工具設計技術者半導体製造装置設計技術者
未経験歓迎正社員が中心

医療機器メーカーで、医療現場で使用する医療機器の研究開発・設計を行う。

就業者数
305,190
賃金(年収)
703.9万円
年齢
42.1
労働時間
159h/月
求人賃金(月額)
30.9万円
有効求人倍率
2.68
WHAT

どんな仕事?

医療機器メーカーで、医療現場で使用する医療機器の研究開発・設計を行う。

医療機器には、メスや注射器などの小物から、心臓ペースメーカーやMRI、レントゲン装置などの大型のものまで、医療現場で用いられるさまざま製品が含まれる。ここでは主に、例えば内視鏡のような使用における安全上のリスクが比較的高い医療機器の開発を中心に説明する。

医療機器開発技術者は、製品の構想・設計から製造まで、チームを組んで業務を行う。医療機器の開発・設計業務には、概念設計・基本設計・詳細設計・生産設計という4つの工程がある。

概念設計では、社内の企画担当者や医療従事者等の顧客からの要望などを踏まえて製品コンセプトを策定し、製品概要やコスト計算も踏まえ、開発の大枠をまとめる。基本設計では、概念設計に沿って、CADソフト等を使用して設計図を描き、CAE等の解析ツールを使って強度などを確認する。詳細設計では、プロトタイプを作製して、動作確認、安全性や使い勝手など多岐にわたる検証を複数回にわたって行い、材質加工や組立の工程に至るまで詳細に記述した設計図面を作成する。生産設計では、部品の共通化や削減、組立工数の短縮を追求して、性能とコストを両立させて、量産が可能な設計に仕上げる。その際、製造ライン側では、製造技術者が中心となり、開発技術者により設計された製品の品質を維持しつつ、原価が成り立つよう生産設備および組み立て工法を確立し、量産メリットがある状態に仕上げていく。

医療機器は人の命に関わる機器であるため、医薬品医療機器等法をはじめとする法規制が厳しく、開発期間も他の機器と比べると長期間にわたる。また、新しい医療機器の開発だけでなく、既存の医療機器の改良開発を行うことも多い。クオリティマネジメントシステム(QMS)に則って医療機器を開発・設計する必要があるため、各工程における開発記録や設計変更等の管理を厳密に行う必要がある。設計を進めていく段階で、医師等とやりとりをしながら設計の見直しや改良をしていくことが多い。プロトタイプによる安全性や有効性の検証を医療現場において行うこともある。また、法律の専門部署と連携をしながら、特許申請書の作成や、医療機器の販売承認を得るための承認申請書の作成なども行う。医学関連の学会に参加し、研究発表をすることや、医師等に対し自社が開発した医療機器の実演をすることもある。

開発プロセスが厳格で、責任やプレッシャーも大きいが、日々進歩する医療機器開発の技術を通じて、医療従事者を支え、患者の命を救うことに貢献できるため、大きなやりがいを感じることができる。

よく使う道具、機材、情報技術等

CADソフト、CAEソフト、パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

開発記録や設計変更等の管理を厳密に行う。
実施率 97.8%
重要度 3.77
プロトタイプを作製して、動作確認、安全性や使い勝手など多岐にわたる検証を行う。
実施率 95.6%
重要度 4.00
医療機器の販売承認を得るための承認申請書を作成する。
実施率 95.6%
重要度 4.02
製品概要やコスト計算も踏まえ、開発の大枠をまとめる。
実施率 93.3%
重要度 3.81
概念設計に沿って、CADソフト等を使用して設計図を描く。
実施率 93.3%
重要度 3.19
部品の共通化や削減、組立工数の短縮化を追求して、性能とコストを両立させて、量産が可能な設計に仕上げる。
実施率 93.3%
重要度 3.64
医学関連の学会に参加し、研究発表をする。
実施率 93.3%
重要度 3.02
顧客からの要望などを踏まえて製品コンセプトを策定する。
実施率 91.1%
重要度 3.98

全13タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
読解力
論理と推論(批判的思考)
傾聴力
クオリティチェック
他者との調整
新しい情報の応用力

知識 ― 上位項目

33項目中
工学
設計
医学・歯学
生産・加工
機械
物理学

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
空調のきいた屋内作業
他者とのかかわり
電子メール
座り作業
厳密さ、正確さ
ビジネスレターやメモの作成

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
記述表現
演繹的推論
発話理解
記述理解
発話表現
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新規学卒者の場合、工学系・理学系を履修した大卒者や大学院卒者が多い。中途採用の場合は、実務経験が評価され、他業種からの転職もみられる。

入職後は、社内で法規制や設計等に関する研修を受けた後に、OJTを通じて仕事に必要な専門知識を学んでいく。初めの1年~2年程度は、先輩について、図面の修正や部品の手直し、技術資料の修正といった補助業務を行いながら、設計担当者としてキャリアを積んでいく。昇進を経てチームリーダーになり、その後、管理職になる場合もある。

医療機器開発に必要な専門的知識は、基本的には入社後に身につけていくが、図面を読む、書くなどの基本的な知識があると望ましい。開発の過程で問題が発生することも多いため、粘り強くチャレンジし続ける姿勢が必要である。また、企業内の様々な関係部署と調整する必要があるため、コミュニケーション能力も重要である。企業内あるいは顧客に対し医療機器についての説明をする機会も多いので、プレゼンテーション能力も必要となる。海外の顧客とやりとりをする機会もあるので、英語力もあると望ましい。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

大卒
73.2%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
39.3%
博士課程卒
12.5%
高専卒
10.7%
高卒
8.9%
わからない
7.1%
専門学校卒
3.6%
特に必要ない
33.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下
25.0%
わからない
12.5%
6ヶ月超~1年以下
8.9%
1ヶ月以下
5.4%
2年超~3年以下
5.4%
3年超~5年以下
3.6%
1年超~2年以下
1.8%
5年超~10年以下
1.8%
10年超
1.8%
特に必要ない
50.0%
わからない
17.9%
2年超~3年以下
8.9%
1ヶ月以下
7.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下
7.1%
5年超~10年以下
3.6%
1年超~2年以下
1.8%
3年超~5年以下
1.8%
10年超
1.8%
2年超~3年以下
21.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
19.6%
1年超~2年以下
16.1%
6ヶ月超~1年以下
14.3%
3年超~5年以下
10.7%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
5.4%
わからない
5.4%
5年超~10年以下
3.6%
10年超
3.6%

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
80.4%
派遣社員
12.5%
パートタイマー
10.7%
契約社員、期間従業員
10.7%
自営、フリーランス
3.6%
経営層(役員等)
3.6%
その他
3.6%

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