クレーン運転士

クレーンオペレータークレーン運転工
学歴不問体力系正社員が中心

工業、倉庫、建設工事現場、港湾等で使用されているクレーンを運転して貨物・資材などの重量物の運搬などの作業に従事する。

就業者数
48,070
賃金(年収)
586.7万円
年齢
47.7
労働時間
168h/月
求人賃金(月額)
27.8万円
有効求人倍率
4.15
WHAT

どんな仕事?

工場、倉庫、建設工事現場、港湾等で使用されているクレーンを運転して貨物・資材などの重量物の運搬などの作業に従事する。クレーンオペレーターとも呼ばれている。

クレーンは、貨物・資材などの荷物を動力を用いて吊り上げて、これを水平に運搬する機械装置である。様々な形、大きさ、重さの荷物を運搬するため、荷重や用途に応じた様々な種類がある。クレーンには、固定式のものと移動式のものがある。固定式クレーンには、天井クレーン、ガントリークレーン、橋形クレーン、タワークレーン、ジブクレーン等がある。不特定の場所に移動させることができる移動式クレーンには、トラッククレーン、ホイールクレーン、クローラクレーン等がある。

工場などの天井クレーンを運転する場合には、当日の作業内容を把握した後、高所に設置された運転室に入る。クレーンは天井近くの柱に取り付けられたレールに沿って移動する。装置に異常がないか点検してから、レバーやハンドルなどの操作を行う。地上からの指示に従い、ワイヤーの巻き上げを行って荷物を吊り上げる。クレーンを所定の場所まで移動させ、荷物を運搬する。地上の安全を確認し、揺れないように注意しながら所定の位置に荷物を下ろす。なお、ペンダントスイッチ等で床上で操作するものもある。

クレーンの運転のほかに、玉掛け作業(荷物の運搬の際に専用のワイヤーなどでクレーンのフックに荷物を掛け、また荷物を外す作業。クレーン運転とは別の資格が必要。)や、地上においてクレーン運転者を補佐する作業(手元作業)を行うこともある。

1日の終わりには、作業に伴う後片付けを行う。

なお、建設工事現場で移動式クレーンを運転する場合には、作業開始前に、建設会社等の車庫にあるクレーンを道路の走行によって現場まで移動させることもある。

クレーンを運転するに当たっては、重量物を取り扱うことから事故の危険が伴うため、指差し確認を行う、重量物を下ろす位置や近くの状況に十分注意を払うなどの安全管理が重要である。職場では、日頃のミーティングや社内研修等を通じて災害事例の紹介などにより運転時の安全管理の重要性を徹底している場合が多い。

仕事中は安全に注意しながら時間通りに作業を進めることに神経を使うが、自分の運転技能を使って重量物を的確に動かすことにやりがいを感じることができる。

よく使う道具、機材、情報技術等

クレーン(天井クレーン、ジブクレーン等)、移動式クレーン(トラッククレーン、ホイールクレーン、クローラクレーン等)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴、耳栓、脚絆、反射ベスト、墜落制止用器具等)

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

当日の作業内容を把握する。
実施率 100.0%
重要度 3.83
地上の安全を十分に確認する。
実施率 100.0%
重要度 4.57
クレーンを運転して重量物の運搬を行う。
実施率 100.0%
重要度 4.40
クレーンを運転して重量物の積み卸しを行う。
実施率 100.0%
重要度 4.34
クレーンに異常がないか操作前に点検する。
実施率 94.3%
重要度 4.51
1日の終わりに、作業に伴う後片付けを行う。
実施率 94.3%
重要度 4.03
玉掛け作業を行う。
実施率 85.7%
重要度 4.27
クレーン運転者を補佐する作業(手元作業)を行う。
実施率 80.0%
重要度 3.75

全9タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
操作と制御
保守点検
故障等の原因特定
指導
道具、機器、設備の選択
修理

知識 ― 上位項目

33項目中
機械
輸送
建築・建設
教育訓練
物理学
公衆安全・危機管理

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
ミスの影響度
他者とのかかわり
一般的な保護・安全装備の着用
屋外作業
反復作業
厳密さ、正確さ

アビリティ ― 上位項目

35項目中
奥行きの知覚(遠近感覚、深視力)
一瞬で素早く反応する力
遠隔視力
トラブルの察知
腕や脚の動作速度
聴覚の感度
HOW TO

就くには

クレーン運転士として働くためには、年齢が18歳以上で、運転するクレーンや移動式クレーンに該当する免許(国家資格)の取得、または吊り上げ荷重等による区分に基づく運転技能講習や特別教育を修了しなければならない。

新規学卒者ばかりでなく、中途採用者も多い。

新規学卒者の場合、多くは高卒等で、製造業等の会社の工場や倉庫、建設会社等に採用された後、クレーンの運転の仕事に配属される。社内で別の仕事を経験した後に配属される場合もある。入職時には経験、資格は問われず、配属後に免許・資格を取得するケースがほとんどである。免許・資格取得後は、OJTで仕事に慣れていく。技能を磨き経験を積むことによって、班長、係長、課長などに昇進していく場合もある。

中途採用の場合は、クレーン運転の経験者以外であっても採用されることはあるが、その場合は新規学卒者と同じく入職してから免許・資格を取得することになる。

クレーン運転士として働くには、クレーンの仕組みや整備・点検の仕方等に関する知識を学ぶとともに、玉掛け作業を行う場合には、玉掛け技能講習等を修了することが求められる。また、周りの状況をよく注意し危険の先読みができること、冷静かつ慎重に作業を行うこと、集中力を切らさず緊張感を持って仕事をすることが必要である。大型のクレーンの場合、運転席とクレーンの先端が離れているので視力の良さと遠近感を把握する能力を持っていることも望ましい。

近年では、デジタル制御や自動化技術の進化により、運転の正確性、効率性や安全性が向上しており、それに対応する運転士のスキルアップが期待されている。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
77.1%
専門学校卒
14.6%
高卒未満
12.5%
わからない
10.4%
大卒
8.3%
短大卒
6.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
31.3%
特に必要ない
22.9%
わからない
14.6%
1ヶ月以下
10.4%
6ヶ月超~1年以下
8.3%
1年超~2年以下
6.3%
2年超~3年以下
2.1%
3年超~5年以下
2.1%
10年超
2.1%
特に必要ない
47.9%
1ヶ月超~6ヶ月以下
14.6%
わからない
12.5%
1ヶ月以下
8.3%
1年超~2年以下
6.3%
2年超~3年以下
6.3%
6ヶ月超~1年以下
4.2%
6ヶ月超~1年以下
22.9%
3年超~5年以下
16.7%
1年超~2年以下
14.6%
2年超~3年以下
12.5%
わからない
12.5%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
8.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
8.3%
1ヶ月以下
2.1%
5年超~10年以下
2.1%

関連資格

クレーン・デリック運転士(クレーン限定)クレーン・デリック運転士(限定なし)床上操作式クレーン運転技能講習修了クレーン運転特別教育移動式クレーン運転士小型移動式クレーン運転技能者小型移動式クレーン運転特別教育玉掛技能者玉掛け業務特別教育

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
89.6%
パートタイマー
6.3%
契約社員、期間従業員
6.3%
自営、フリーランス
6.3%
派遣社員
4.2%
アルバイト(学生以外)
4.2%
経営層(役員等)
2.1%
アルバイト(学生)
2.1%

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