WHAT どんな仕事?
スポーツや日常生活の中で生じた、打撲、捻挫、脱臼及び骨折などの各種損傷に対して、外科手術、薬品の投与等の方法ではなく、手を用いた応急的若しくは医療補助的方法により、その回復を図る(徒手整復)。
治療の過程は、各種損傷に対して、評価、整復、固定、後療法、指導管理などに分かれる。
評価では、患者の症状を聞く問診、患部を観察する視診、患部に触れて診断する触診を行い、患者の状態を把握し、柔道整復師の業務範囲かどうかを判断する。その後、損傷の程度や患者の自然治癒力に合わせて治療方針を決定する。
整復では、骨折による骨の損傷や、脱臼・捻挫時の関節部分のずれなどを、手技により正常な状態に戻す。固定では、患部の治癒の促進、再転倒などの防止、痛みの軽減のために、ギプスなどの固定材やテーピングなどで患部を固定する。
後療法は、整復や固定による処置後の治癒を促進したり、早期に正常な運動機能を取り戻すことができるように行うもので、手技療法、運動療法、温熱などによる物理療法がある。また、以上の治療を行う間は、患者の日常生活について適切な指導管理を行い、患部に悪影響が生じないようにする。
骨折や脱臼の場合には、応急手当てを行う以外は、治療について医師の同意を得てから行うこととされている。
よく使う道具、機材、情報技術等
レセコン・レセプトソフト、ギプス、テーピング用品
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
問診、視診、触診により患者の状態を把握し、施術の方針を立てる。
重要度 4.13
治癒を促進し、運動機能を回復するため、運動や温熱、手技などの物理療法を行う。
重要度 4.15
治癒に悪影響が生じないように患者の日常生活について指導や助言をする。
重要度 4.02
病院と連携し、必要に応じて患者の情報を共有する。
重要度 3.21
施術方法や技能について勉強する。
重要度 3.63
施術内容を患者に伝え、施術後にもコミュニケーションをとる。
重要度 3.55
手技により損傷した骨、関節、筋腱を手などで力を加えて正常な状態に戻す。
重要度 4.02
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
柔道整復師養成施設(専門学校・短大・大学)において、解剖学、生理学、病理学、衛生学その他必要な知識及び柔道整復の技能を3年以上修得したうえで、国家試験に合格する必要がある。
国家試験に合格すると、柔道整復師として開業する資格が得られるが、接骨院などで数年経験を積んでから、開業する場合が多い。
また独立開業せず、外科や整形外科に柔道整復師として勤務するケースもある。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
4.2%
関連資格
柔道整復師
関連団体