WHAT どんな仕事?
住宅・学校・オフィスビル・工場・ホテルなどの建築物について調査・設計を行う。
まず、顧客がどのような建物を建てたいのか、建築物の用途、規模、デザイン、構造、設備、予算、工期、立地条件、法的条件などについて詳しく調査し、打ち合わせを行う。
次に、顧客の要求を十分に採り入れながら、建物の用途や規模に応じて構造や材料、設備を決め、意匠設計図、構造設計図、設備設計図等の設計図を作成する。その際、環境へ配慮することも求められる。
大手・準大手のゼネコンや設計事務所では、BIMの導入により、3次元の図面情報をはじめ設計から施工、メンテナンスに至るまでの情報を一括管理が可能となり、ほとんどのワークフローで業務効率化が進んでいる。
一般的に建築物の建設は建築基準法等の法的規制を受けるため、関連する法手続を行う。工事中は、設計図どおり施工されているかどうかについて工事監理の業務を行う。
最近では、個々の建築物だけでなく、都市計画や地域計画の段階から建築設計技術者が参加することも多くなっている。
建築工事の分野が多様化し、分業化が進んでいるため、建築設計技術者は調査・設計の仕事を行い、現場での監督・指揮は建築施工管理技術者が行うのが一般的である。
よく使う道具、機材、情報技術等
設計用ソフト(CADのソフトウェア等)、パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
意匠設計図、構造設計図、設備設計図などの設計図を作成する。
重要度 4.05
建築物についての様々な要件について施主と打ち合わせを行ったり、調査したりする。
重要度 4.27
施主と相談の上、建造物の機能的・空間的な諸要件を定める。
重要度 4.15
建物の用途や規模に応じて構造や材料、設備を決め基準設計としてとりまとめる。
重要度 4.12
一定規模以上の建物については、基本設計計画に基づいて構造計算を行い、建築法規に合致するかどうか強度等を確認する。
重要度 4.17
設計平面図や模型などをつくり、完成後の建物の姿を具体的にする。
重要度 3.50
設計図と仕様書を作成する人々の作業を指導する。
重要度 3.48
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
高校や専門学校、大学の建築系学科で、構造力学、建築材料、関係法令といった専門知識や技術を学んでから入職するのが一般的である。
専門技術を習得し仕事を十分にこなせるようになるにはかなりの経験を必要とする。就職後に「建築士(1級・2級・木造)」の資格を取得しないと自らの責任で一定規模以上の建築物を設計することができない。
建築設計技術者として経験を積み、「建築士(1級・2級・木造)」、「技術士」(建設部門)、「建築施工管理技士」などの関連資格を取得して、設計コンサルタント業等として独立・開業する道もある。
建築工事の設計・計画の業務ではCADの導入などコンピュータ化が進んでいるので、コンピュータについての知識も求められる。また、デッサンの能力や美的感覚も必要である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
8.9%
関連資格
一級建築士二級建築士木造建築士1級建築施工管理技士2級建築施工管理技士技術士(建設部門)
関連団体
COLUMN この仕事のコラムを読む
しごとコラム
建築設計技術者とはどんな仕事?未経験から就くには?
記事を読む →