WHAT どんな仕事?
建物の室内を快適な居住空間とするため、床、天井・壁などの内装の仕上げを行う。
内装仕上げには床仕上げと壁・天井仕上げなどがあり、建物の種別、用途などにより、それぞれ用いられる材料が異なる。建物の用途、種類、面積によっては、建築基準法と消防法や条例などによって材料、施工方法が規制を受ける。
用いられる材料は、寸法、色調、デザインなど材料メーカー独自のものも多く、用途によって非常に多様である。このため、内装仕上げに従事する内装工の仕事は多くの専門領域に分かれ、その主なものは床仕上げ工、鋼製下地組立工、ボード張り工、壁装工であるが、様々な作業をこなせる多能工を目指す人も多い。
床仕上げ工は、左官が仕上げたコンクリート床や大工が仕上げた木造床の床面に基準線を引いて、中心からタイル、フローリング、シート類を張ったり、カーペットやじゅうたんを敷き込む。鋼製下地組立工は、軽量鉄骨や付属金物を使って、各部屋を仕切る壁や二重天井の下地を組み立てる。ボード張り工は、鋼製下地組立工が組み立てた鋼製下地や大工が作った木製下地に、合板、繊維板、石膏ボードなどを張って仕上げる。壁装工は、左官仕上げされた壁、天井、ボード張り面などの下地に、ビニールクロスなどの壁紙類を張る。
カーテンの縫製取付やブラインドの取付、ふすまや障子の紙張りなども内装工の仕事である。
よく使う道具、機材、情報技術等
工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
壁と天井の穴やひびをしっくいで埋めたり、紙やすりを使用して凹凸を滑らかにする。
重要度 3.47
電動ドライバーを使い、石膏ボードを留め付ける。
重要度 3.41
表面を覆うのに必要な布や壁紙片の数と長さを計算するために、壁と天井を測る。
重要度 3.52
水、蒸気機械、化学除去剤、スクレーパーを使用して、古い壁紙を除去する。
重要度 3.17
下げ振りと白墨線を使用して、壁に垂直線をつける。
重要度 3.23
布や壁紙を揃えて置いて、隣り合った端を合わせる。
重要度 3.63
しわや泡を取り除き、接合部を滑らかにするために、ブラシやローラーで接合部をなでつける。
重要度 3.87
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。一般に、内装工事会社に入職し、見習からスタートして徐々に専門的な仕事をマスターしていくというケースが多い。また職業訓練校へ入って、各種内装仕上工としての訓練を受けて基礎を固めてから入職することで、その後の技能の習得を効率化させるケースもある。
厚生労働省の技能検定の「内装仕上げ施工技能士」、「表装技能士」の資格を取得すると、技術の証明となり、仕事の幅が広がる。
一人前の内装仕上げができるようになるには、ある程度の時間が必要だが、技能が身につけば若くして独立することも可能である。
内装仕上げの各職種とも、基本的には肉体労働で、壁・天井仕上げ施工では足場作業などもあるため、体力が求められる。また、いずれも仕上げの美しさに関係する仕事であることから、美的感覚や空間判断力が望まれる。
様々なライフスタイルに合わせてニーズが多様化しているため、トータルインテリアの提案や施工が求められている。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
1級表装技能士2級表装技能士1級内装仕上げ施工技能士2級内装仕上げ施工技能士3級内装仕上げ施工技能士1級シャッター施工技能士2級シャッター施工技能士3級シャッター施工技能士
関連団体