WHAT どんな仕事?
靴を製造する。靴の材料には、皮革、布、ゴム、プラスチック等があるが、ここでは主に皮革靴を製造する仕事について記述する。
仕事は次の工程に分かれている。「デザイン・設計工程」では靴型の甲部に紙やテープ紙を張り、それを展開して甲部パーツの型を作る。CAD(コンピュータ)を使って設計するところが増えている。それを受けて「裁断工程」では、油圧式裁断機を使って皮革を裁断する。「縫製工程」では、裁断されたパーツのふちをすいたり折り曲げたりした後、裏材を重ねてミシンで縫い合わせ甲部を作る。さらに、「釣り込み・底付け工程」では、釣込機で甲部を靴型に密着させ、底材料を接着剤で貼り付けるか、ミシンで縫い付ける。最後に、「仕上げ工程」で、靴底やかかとの不要な部分を機械で削り、仕上剤で化粧をして靴ができあがる。一人で複数の工程を受け持つ場合も多い。
よく使う道具、機材、情報技術等
CAD、油圧式裁断機、ミシン、釣込機
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
はさみやナイフを使用して、靴の部品から余計な糸や材料を切り取る。
重要度 3.24
生産過程で靴に付いた汚れ等をとる。
重要度 3.70
靴型の甲部に紙やテープ紙を張り、それを展開して甲部パーツの型を作る。
重要度 3.90
裁断されたパーツのふちをすいたり折り曲げたりした後、縫い目、端、印にそって針の下に置く。
重要度 3.68
圧着をした靴から型を抜き、熱風やコテで仕上げ作業をする。
重要度 3.47
靴底やかかとの不要な部分を機械で削り、仕上剤で化粧をする。
重要度 3.58
塗料やクリ-ムを使用して、革の艶や色感を表現する。
重要度 2.95
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。デザイン・設計の仕事の場合は、高校や専門学校等でデザインを学んでいたり、CADの使い方を知っていると有利となることがある。
入職後は簡単な作業から仕事を覚え、次第に熟練を必要とする仕事に移行していくのが一般的である。先輩からマンツーマンで指導を受け、知識や技術を身に付ける。
付加価値の高い商品を求める顧客もおり、多様な技術をマスターした熟練工が高い評価を受けている。
独立の道もあり、デザイン性を重視したオーダーメイド等のオリジナルの靴を製造する場合もある。
モノづくりが好きで、手先が器用なことは重要である。地道な作業を続けられる集中力、粘り強さも求められる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
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