WHAT どんな仕事?
妊娠や出産に関する医療、女性特有の疾患の診断、治療を行う。
大きな病院では妊娠・出産に関する医療を行う産科医と女性特有の疾患の治療を行う婦人科医に分かれる場合が多く、産婦人科の医院やクリニックなどの開業医の場合には、産科と婦人科の両方の診療を行う場合が多い。
産科医は、妊娠の判定や妊婦への指導などを行う。定期的な妊婦健診で妊婦の健康状態を診断し、必要な場合には治療を行う。高齢での出産、既往症のある妊婦など特別なケアを必要とする出産の場合には、適切な妊娠管理を行う。超音波検査などにより、胎児の診断・管理も行う。自然分娩の場合は産科医の立会いのもとで助産師などのスタッフが行う場合もある。緊急の措置が必要な場合には、産科医が手術を行うこともある。不妊に悩む患者には、原因を調べる検査や妊娠をしやすくするための指導と治療を行うこともある。
婦人科医は、子宮筋腫や卵巣がんなど女性特有の病気や更年期障害の治療を行う。手術をして腫瘍を摘出することもある。内科、外科、内分泌などのさまざまな専門知識を活かして、女性の健康な生活を支える。
よく使う道具、機材、情報技術等
超音波検査装置、医療機器(聴診器、注射器、CT、MRI等)、パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
尿検査や機器を使った簡単な検査をする。
重要度 3.53
血液などの検査や機器を使った検査を依頼する。
重要度 3.75
診察ごとに内容をカルテに記入し、診断書などを作成する。
重要度 4.38
看護師や助産師に指示を与え、医療処置や患者の健康指導をする。
重要度 3.90
処方せんを作成し、医薬品の服用などの注意事項を患者に指示する。
重要度 4.07
症例検討会や研修に参加し、医療技術を高める。
重要度 3.35
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
産婦人科医として仕事をするには、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必須である。まず、大学医学部で6年間にわたって専門的な知識を身につけ、同時に実習も行う。大学の卒業試験に合格すると国家試験を受験することができる。国家試験に合格すると、医師免許が与えられる。更に大学病院や大病院などの臨床研修病院で他の様々な診療科を経験する最低2年間の臨床研修を積み、実際の患者を診察しながら知識を身につける。この研修終了後に産婦人科に所属して産婦人科医となる。所定の要件を満たせば専門医に認定される制度がある
臨床研修後には、病院などに勤務医として勤め、多くの経験を積んでいく。勤務先の病院で診療科長になるケースや、独立して開業医となるケースがある。大学で研究を続けながら講師や教授になることもある。
生命の誕生に立ち会う仕事であり、女性が安心し出産することができるように広い知識と豊富な経験、おもいやりが求められる。深夜の出産や緊急の手術に対処できる精神力と体力も必要である。出産を控えた妊婦、助産師や看護師とのコミュニケーション能力も必要とされる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
12.7%
関連資格
医師
関連団体