WHAT どんな仕事?
弁護士の指示・監督のもとで主に限定された法律業務を行う。
具体的には、事案処理のための文献、書籍、類似事件の判例や事例等の調査を行ったり、裁判所に提出する書面の作成に必要な当事者への事情聴取、事実調査を行う。また、企業法務を専門とする弁護士の場合は、M&A(企業の吸収合併)の際のデューディリジェンスなど企業調査等を行う。調査結果等は整理し、分かりやすい資料にとりまとめる。また、訴訟関連での各種書類の申請手続き、作成等も行う。官公庁、企業、団体等に対し弁護士会を通して必要書類を請求するいわゆる「23条照会」の手続き、契約書や内容証明等の書類の作成、許認可等行政手続きの申請に関する書類作成等が挙げられる。
弁護士の指示の下、法律業務を行うが、国家資格を持たないため法律に関する判断を行って、顧客に直接法的なアドバイスをすることはできない。
事務所によっては、法律事務に加えて、弁護士のスケジュール管理など秘書的業務、経理や郵便物の処理、コピー、ファイリング、電話対応、来客対応などを行う場合もある。
よく使う道具、機材、情報技術等
文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
書類のコピー、ファイリングを行う。
重要度 3.46
官公庁、公私団体等に対し弁護士会を通して必要書類を請求する手続きの申請を行う(いわゆる「23条照会」)。
重要度 3.52
弁護士が作成した書類を校正する。
重要度 3.63
裁判所や弁護士会との間で書類の提出や受取りをする。
重要度 4.00
事案処理のための文献、書籍等の情報収集を行う。
重要度 3.37
弁護士のスケジュール管理を行う。
重要度 3.22
事案処理のため類似事件の判例や事例等を調査する。
重要度 3.30
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、業務の高度化等により大学卒業者が多く、法学部出身者の割合が高い。
かつては、日本の法律事務所は所属弁護士が多くても数十人の規模だったが、1990年代以降、法律事務所の合併や新人弁護士の採用増により事務所の大型化が進んだことによりパラリーガルの新卒採用もある。一方、弁護士の引退で所属事務所がなくなったパラリーガルや、別業種からの転職者等中途採用も多い。逆に、パラリーガルからの転職先としては、同業の他事務所のほか、一般企業の法務部に転じる例がある。
入職後は、半年~1年は受付等をしながら事務所の仕事全般を学び、業務を一通り経験する。特別の指示をしないで任せられるようになるには最低で5年の経験が必要と言われている。
関連資格としては、日本弁護士連合会が「事務職員能力認定試験」を実施している。
基本的には法律に関わる様々な専門知識が必要である。事務所の規模によって任せられる仕事の範囲が異なるが、迅速、正確な書類作成能力、臨機応変な対応力が求められる。弁護士との信頼関係を築くことはもちろん、依頼人や関係者と調整等を行う機会も多くコミュニケーション能力も重要である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
10.9%
関連資格
事務職員能力認定試験
関連団体